シマノ600シリーズの変遷

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初 代
1978年の「SHIMANO BICYCLE SYSTEM COMPONENTS」カタログより。

恐らくコレが最初の「600」シリーズだと思う。
この下位グレードには「500」シリーズも有った。
この頃はまだロードオンリーのコンポーネントでは無かったので、ブレーキもカンチやセンタープルなども有った。

チェンホイールは3アーム!リアスプロケットは5段!






 


唐 草
1983年の「SHIMANO TOURING COMPONENTS」カタログより。

このカタログのお陰でボクはこの世界に足を踏み入れてしまった。
600の話しからは外れてしまうけれど、このカタログに載っている「DEORE」シリーズが凄く格好良く感じたのだ。
自転車がこんなにもイロイロとパーツが交換できることすら知らなかった頃のこと。
この頃はスポーツ車と言えばランドナーを筆頭にツーリング車だった。
ブレーキは当時、正統派はマファックのクリテリウムというカンチだったけど、それに比べると「DEORE XT」のカンチはドエライ効いたモンだ。

で、その頃の600は通称(と言ってもボクの周りだけかも知れないけれど)「唐草600」。
カタログ自体がツーリングコンポって事なので(と言うよりそういう時代だったのだろうな)、随分とツーリングコンポとして打ち出している。


2−3

4−5

6−7

 

 


new600

1983年のNEW 600EX カタログ。

コレは600だけのカタログ。かなり気合が入っていたと思われる。
これ、出た当時はメッチャ格好良かった!今見てもなかなかカッコイイ!この世代からしっかりとロードバイクコンポーネントとして確立されていった。





   

 


600アルテグラ

1987年の600ULTEGRA カタログ。

初めてロードを組んだときがこのアルテグラだった。

この世代で初めて「アルテグラ」の名が冠された。この世代の途中からデュアルコントロールレバーが投入されたんだったと思う。デュラエースは7400シリーズの頃。今のアルテグラに直接繋がっている技術がこの頃イロイロと投入された。





 

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