前作のディアーでも採用した、サーリーの「シングレーター」。ディアーではチェーンを下に引っ張るようにしてテンションをとったが、今回は上に押しつけるようにした。この方が見た目はスッキリ。
オートDのハブは基本的にオーバーロックナット寸法が130mmなのに対し、MTBベースのフレームは大抵135mm。そこで、5mmほどのスペーサーを入れることになるのだが、それを左右どちらに入れるかが問題になってくる。今回はオートDの変速モーターユニットとフレームとの干渉を避けるために、右側(つまりフリー側)に入れた。しかし、そうすると必然的にスプロケットが内側に行くことになり、そのお陰でシングレーターのアームの長さが足らなくなった。そこで急遽長いアームを製作し一件落着。
毎回のことだが、チェンテンションには悩まされる。今回はチェンの長さを調整するために,BMX用の半駒チェンを使用。また、その半駒チェンを使うためにはオリジナルに使用されていたナロウチェンでは幅が合わず、シティーサイクル用のハイガードチェンに交換した。

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