ブレーキはリアが当時「ニュー105」と呼ばれた(いつだってモデルチェンジすれば「ニュー」が接頭語的につきそうなものだけど、案外そうでもないのだ。)シングルピボットのキャリパーブレーキ、BR-1050。フロントが「ニュー105」の後継の「105SC」(旧タイプの物に「ニュー」をつけるのは変だけど・・・)のダブルピボットタイプのキャリパーブレーキ。

昨今では制動力の有るダブルピボットのブレーキが主流だが、カンパニョーロではそれほど制動力を必要としないリアブレーキは軽量化のためにシングルピボットに戻している。

そういう意味では時代を先取りしたアッセンブルだ。オーナーにその旨話したところ、たまたまフロントのブレーキが壊れて、その時にダブルピボットのブレーキが出たので飛びついただけだったとか。

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