ケルビム・ULI
 
2008年2月修理
元々は2006年7月に製作したNi-exパイプで組んだ通常のULIだった。
オーナーのコンセプトは快適に長い距離も走れるロードバイク。
多分レースには出ないので、快適性重視とのことだった。
出来上がってからもかなり満足して頂いたのだが、だんだんとレースにも出るようになり、そうなるともう少しビシッとして欲しいなぁと思うようになっていた。
そんな矢先、レースで大落車。フレームまで逝ってしまった。特に薄くて軽量のNi-exパイプを使っていたので、かなり曲がってしまった。
が、見たところ後三角は大丈夫そうだったので、ビルダーとも相談の上、フロントのパイプを差し替えて修理することになった。その際、ダウンチューブをオーバーサイズにして今までよりも全体の剛性を上げるようにした。 またフォークも逝ってしまっていたので、以前はベンドフォークだったのをストレートフォークに交換。
これらが功を奏してここ最近オーナーが思い描いていたイメージにピッタリのバイクとなって蘇った。
実はもう一台、落車を機にレース用の決戦バイクということで、リドレーのカーボンフレーム、ダモクレスで組んだのだが、蘇ったこのULIの方が乗りやすいとのこと。
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