回転木馬の独り言

Vol.90 2014年10月21日号
「来年はやるぞ!」

  来年こそやるぞ!と宣言。
   何を?
   それは数年前から企画中の九州ツーリング。

  大阪南港から夜行フェリーで別府に入り、
   やまなみハイウェイで途中一泊し、
   翌日は阿蘇山を巡り、熊本から新幹線で帰って来る。

  文字にしちゃえばそれだけのことなんだけど、
   それなりに距離は有るし、何より高低差も有る。

  これをウチのイベントとしてやるからには、
   コースの下見も含めて様々な下準備が必要で、
   調べものだけならインターネットとかで出来るのだけど、
   さすがに下見までは出来ない。

  一度だけ走ったことが有るのだけど、
   もうかれこれン十年前。
   夏にフランスでランドナーを盗まれ、
   その代替機として組んだ初めてMTBで乗り込んだ。
   フラットバーってシンドイ!
   とそんなことを思った覚えが有る。
  
   そんなワケで、来月半ばに一度下見に行く予定。
   今までも何度か計画だけはしたのだけど、
   他の仕事が入ったりしてボツになり続けた。
   今年は強い意志で何が何でも行くぞ!と今のところは思っている。

  そんな矢先にまたまた仕事が舞い込んで来た。
   ちょっと変わった仕事で、その準備でもしすると・・・。

  イヤ、これだけ宣言すれば行かざるを得ないハズ(笑)
   そして、来年にはしっかりとイベントに組み込むゾ!



Vol.84 2014年5月31日号
「SDA王滝」

  今年は曇りベースで、レースを走るには絶好のコンディション。
   とはいえ、やはり王滝、キツイには変わりない。
   とにかくいきなり長い登りが続くので
   大体レースが始まってちょっとすると出たことを後悔する。

  何とか登り切ってもまだ10qくらい。全体の約1割。
   これだけシンドイのにまだ残り90km・・・とクラクラ。

  でも下りはヒャッホー!
   前を行く人を見つけてはズババーン!と抜かし、
   次の登りでまた抜かれ、またまた下りで抜かして。

  そんなのを繰り返すうちに何とか第1チェックポイント。
   制限時間まで1時間ちょっと残して通過。

  このあたりからあまり何も考えなくなる。
   いや、考えられなくなる。

  途中何度か休みを入れつつ、50km地点を通過。
   やっと半分・・・。
   60km過ぎに有る第2チェックポイントまではほぼ登り。
  
   あのカーブを曲がれば下りが待っているかも、自分を騙しつつ、
   でも距離からしてまだまだ登りが続くことを知っている自分もいたりする。

  這う這うの体で第2チェックポイント通過。ここでも1時間ほど貯金が有る。
   おっ!もしかしてチョーシイイ?なんて思えるのはほんの一瞬。
   目前の登りにまたまた心折られる。

  ガレガレの登りではメーターの時速表示がゼロになることも。
   距離計の小数点以下2位の数字(つまり10m単位)を見つめながら、
   よっしゃ、10m来た、20m来た・・・100m!これを10回やると1km。
   1kmってこんなに遠かったっけ?

  漸く最後の関門、第3チェックポイント通過。
   来たよ、来たヨ〜。ナンとかカンとかここまで来たよ。
   よく頑張った、オレ。

  ここまでくれば完走は確実。あと7km登ればゴールまでは下り。
   もう既に感覚が狂ってきているので、7kmくらいへっちゃら。
   と言うのはウソでやっぱりシンドイ。

  何とか登り切り、後はゴールまで下りだけ!
   ズバババババーン!!
   でも落車だけはイヤなのでそれなりにセーフティに。

  ゴール!!
   走り切れた〜。
   結果は8時間39分とボクとしてはまずまずのタイム。

  もうこんなん走りたく無いわ〜と終わってスグは思う。
   しかし、のど元過ぎれば的に忘れちゃうってワケではないけど、
   きっと来年もヒーコラ言ってんだろうな〜。懲りねェな〜。

 

Vol.80 2014年3月20日号
「スマホ」

  今までずっといわゆるガラケー(普通の携帯電話)だったのだけど、
   とうとう「スマホ」持ちになった。
   基本的に通話しかしないし、それもイベント等で外に出ている時だけ、
   個人的用事で出るときは不携帯が多いってくらいの使い方なので、
   ガラケーでも全く不便じゃないし、むしろ使い方が簡単な分良かった。

  それが、どうしても欲しくなったのは、MTBで山に入った時に便利だから。

  新しいルートを探す時、いつもなら紙の2万5千図(2万5千分の1の地形図)を
   常に携行し、それを眺めつつ走っていた。
   しかし、自慢じゃないが地図読みは苦手。
   しかも目の前に楽しそうな下りが現れるとつい下ってしまう。
   で、自分が地図上のどこにいるのかわからなくなってしまう。

  それがスマホに2万5千図をダウンロードしておいて、
   GPS機能と併せて使うと2万5千図上を動くことが出来る!スゲー!

  と、こういう使い方が出来るのを一緒に走りに行ってる方に教わった。
   いや、実際に使ってるのを見て、オジサンはちょっとたまげた。

  何を今さらと言われるかもしれないけれど、
   これまた自慢じゃないがボクはかなりの「デジ足りやん」なので・・・。
    
   そんなワケで「スマホ持ち」にはなったのだけど、
   ちゃんと使えるかどうかは???。
  
   でももうすぐ春だし、ボクも立派な「スマホ使い」になってやろうじゃない!
   と決意だけは有るのだけど、先輩諸兄、フォローをよろしくお願いします。

  因みにメールやインターネットには繋がらない契約なので、
   メールはかわらずPCにお願いします。


Vol.78 2014年2月1日号
   「急募!あるあるネタ!」

  こんにちは、スタッフSです。
   「自転車あるある」の広告を描き始めて、お陰様で丸2年になりました。
   ナニソレ?って方はコチラをどうぞ。
  

  皆様のネタ投稿に支えられ、(多分)全国的にも認知されるようになり、
   雑誌「サイクルスポーツ」にはなくてはならないコーナーにまで
   成り上がってまいりました。
   すみません言い過ぎました。

  ま、とにかく、隔月で「ヘタウマ」ならぬ「ヘタヘタ」おさるマンガを
   描いているのですが、現在、ネタ恐慌がやってきております。

  というわけでお願いです!
   サイクリストの皆様の心の引き出しを探していただき、
   ぜひネタを送って頂きたいのです。

  「こんなの自分だけのあるあるかも」とか、「ネタとして面白くないかも」
   とか、投稿を躊躇されることも有ると思いますが、
   その垣根を飛び越えて送っていただけるととっても嬉しいです。
  
   コチラから、どうぞよろしくお願いしまーす!

  採用させていただいた方には粗品を進呈しております!

 

Vol.77 2014年1月14日号
   「イベントカレンダーの解説、のようなもの」

   今年の夏合宿はキッズの活躍が目立った。
   2年前からウチの子どもがバイカーズに出場するようになった。
   その影響も有るのかも知れないけれど、
   それよりも八代正さん率いる846プロジェクトが
   毎年春と冬に開催してくれているTIOGAカーニバルの存在が大きい。

   八代さんは常々、「次世代を育てていかなくては」と仰っている。
   TIOGAカーニバルはまさしくそれが具現化された大会で、
   ヨチヨチ歩きの子どもから大人までが楽しめるように工夫されていて、
   そんな子供たちが少しずつ大きくなり、
   数年もすると大人に混じって走るようになり、
   そのうち彼らがメインストリームとなっていくのだろう。

   そういうことは頭ではわかっているつもりだけど、
   やはり実際に自分たちの中に子どもが参加するようにならないと
   実感としてはなかなか・・・。

   回転木馬チームでも数年前から
   TIOGAカーニバルで子どもたちが走るようになっていて、
   それがまた夏合宿にも繋がってきているのだと思う。
   夏合宿のことはニュースに詳しく書いたので省くけれど、
   子どもたちの活躍はホントに素晴らしかった。

   ちょっと話はそれるけれど
   夏合宿の集合写真ばかりを集めてみた
   ギリギリ(?)青年だったのがオッサンになっていき、
   昨年や今年の写真では
   最前列に並ぶ3人の子供たちが大きくなってきた。
   あと数年もすると子供たちだけでチームを組んで
   4時間耐久で大人と競ったりするかも知れない。

   個人的な話になるけれど今年の夏休みには
   念願叶って家族でツーリングにも行くことが出来るようになった
   流石にまだ一般の大人に混じって同等には走れないだろけれど、
   それだってあと数年もすれば一緒に琵琶湖ツーリングとか出来るかも。

   こうやってじわじわと次世代が育ってきてくれるのは何とも頼もしい。
   ちょうど今、回転木馬はベビーラッシュ。
   皆が皆スポーツ的に自転車に乗るとは限らないだろうけれど、
   これからが楽しみな次世代候補はいるので、
   何とか繋がっていけるようにしたいと、まさしく実感しているのだ。


|回転木馬の独り言トップへ|