仮面ライダークウガの時間

Introduction

 ボクは昔から仮面ライダーが大好きで、子供の頃は本当に仮面ライダーになりたいと思っていた。幼稚園のころだったか、祖母がクリスマスプレゼントだったかなにかでライダーベルトをボクにプレゼントしてくれたことがあった。しかし、実はそれはショッカーベルトだった!大人にとっては大差ないモノだったのかも知れないが、ボクにとっては大違い。ボクはあまりダダをこねる方では無かったのだけど、その時ばかりはかなり祖母を困らせた。そしてちゃんとライダーベルトを買ってもらったのを今でも良く覚えている。

 勿論、1号から始まってストロンガーで一度シリーズが終わるまで、友達はだんだんと仮面ライダーから離れていったが、ボクはずっと見続けた。中学生の頃、スカイライダーでシリーズが復活。勿論ボクはチェックした。その次のスーパー1まで。次は大学の時だった。ブラックで久々の復活。主役のオーディションさえ受けようと思ったほどだ。ブラックは日曜日の朝の放映だった。普段は午前中は寝ているくせに、日曜日は仮面ライダーのために起きたものだ。

 そして、また時は去り、2000年、満を持して平成ライダーシリーズが始まりました。そう、復活では無いのです。始まったのです。その第1段が「仮面ライダークウガ」でした。本当に素晴らしい出来でした。とても子供番組とは思えないくらいに。あまりに嬉しくて、当時勤めていたショップのクラブチームの会報でクウガ論を連載(vol.95 '00/1月号〜vol.105 '01/1月号)しました。それを久々に引っぱり出してきました。お時間と興味ののある方はどうぞ。

(「仮面ライダーアギトの時間」はvol.111 '02/2月号に掲載)


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