今回新しくリリースされる、小径車用コンポーネント「カプレオ」。写真はそのブレーキ。ブレーキアーム自体はデオーレと良く似ているが、シューが短く、小径車ならではのリムのRにあわせやすくなっている。

 確かに昨今の小径折り畳み車のブームには目を見張るものがある。それは勿論かなりのローグレードからハイグレードまで様々である。がしかし、それらに使用されるパーツ類は、決してそれら専用のものでは無く、一般的なパーツの流用であった。それをシマノが黙ってみているはずは無いだろうと思っていたら、やはり。

 特筆すべきはリアのスプロケット。外装の9枚ギアなのだが、そのトップの歯数がなんと9T。その昔、エアロの「AX」シリーズで11Tが登場したときのような驚きを感じた。もっとも当時の技術では11Tはやはり無理があったようだが。今回、この「カプリオ」に用意されたスプロケットは9,10,11,13,15,17,20,23,26Tとなるようだ。

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