仮面ライダークウガの時間Part 9 |
仮面ライダークウガの時間です。前回は長くなりすぎたので、なるべく短く。とはいえ書きたい事が山ほどあるんだよなぁ。でも、努力。 エピソード1から登場しているコウモリ怪人、ズ・ゴオマ・グ。何やら強くなっちゃって、元々上司(?)で有るはずのバラ女に襲いかかりました(変な意味ではないですよ)。まさしく下克上!クウガもなかなか手こずりましたねぇ。なのにダグバ(ショッカーの首領みたいな存在のようだけど、ちょっと違うみたい)には一瞬でやられてしまいます。そんなダグバをクウガは倒せるのでしょうか? ここのところ、怒りと憎悪の暴力の渦に巻き込まれそうになって、少し浮かない顔の五代君でしたが、その事に気づき、笑顔が戻ってきて良かったです。今シリーズの底に流れている「暴力」というテーマがこれから最終回に向けてどのように展開されていくかは見物でしょう。 気になることと言えばほかにも、科警研の榎田さんに代表して描かれている親子関係。親は仕事仕事で全く子供をかまってやれない。従来のシリーズでは描ききれなかった細やかなストーリーがクウガではしっかり描かれています。まさに現代社会に対する警鐘です。 そういえばバラ女はついに3回目の衣替えをしましたね。警視庁の篠山ちゃんもロングヘヤーをバッサリやってショートになったし。最終回に向けてキャストも気合いはいって来たのかなぁ。 今のところダグバは「究極の闇をもたらす者」としか解っていません。さらにバラ女が一条刑事に向かっていった言葉「今度のクウガはやがてダグバと等しくなるだろう」ってのを考えあわせると、前回にも述べたようにクウガはダグバと表裏一体の存在なのでは無いでしょうか。光と闇、太陽と月のような感じです。そういえば「仮面ライダーブラック」でも、ブラックサン(仮面ライダーブラック)とシャドームーン(悪者です)という二人が居ました。そうすると最後にはクウガが「光」として究極の「闇」(ダグバ)を凌駕することになるのでしょうか? と言うわけで今回はこのあたりで。また来月お会いしましょう。 |