一度使ってみたかった可変ストロークサス。このレベレーションは90mm〜120mm。最初は面白くて色々と変えたけれど結局最近では95mm辺りで固定。確かに登りでは短くし、下りでは目一杯長くって言うのは有りだと思う。だけど、29erに関して言えば、タイヤのエアボリュームが充分に有るので100mmもストロークが有ればもう充分。好みの問題も有るかも知れないけれど、120mmで使うと沈み込みが収まるまでの時間が長すぎて感覚がずれる気がした。慣れればラクに感じられるのかも知れないけれど。どっちにしろ可変ストロークは不精者には向かないのかも知れない。
 でも20mmのアクスルの効果はかなり感じられる。流石に29erともなると(それもディスクブレーキで)フロントアクスルの捻れは相当凄いことになっていると思う。実際、26インチでさえ、フロントブレーキをかけた一瞬、明らかにホイールが歪んでいる。ってコトはアクスル君は非常に大変なことになっている。従来の9mmアクスルはディスクブレーキ登場以前どころか、MTB登場以前からの規格なのでもう随分と前からキビシイって事はわかっていた。けれど規格を変えるっていうことはかなり大変で、漸くここに来てそんな動きが活発になってきたわけだ。

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