こないだの水曜日は教えている専門学校二年生の卒業記念ツーリングで小浜へ。
そう、いつも回転木馬でやっている一庫ダムから小浜までズバーンと抜けるツーリングだけどこの時期の開催は初めて。
♪春まだ浅い若狭路へ~
自転車メカニックを育てる学校なので、全員が結構走れる!と言うワケでは無い。だから毎年そこそこ楽しめて、それでいてそれほど厳しくないルート設定でやっている。大人の事情で学校イベントでは無く、体裁上は回転木馬のイベント(笑)
春なので仕方ないケド、天気予報がコロコロ変わり、一週間ほど前から気を揉んだが結局曇天ながら何とか開催を決断。
二年生が10名と一年生が1名、それにOBが2名来てくれ、回転木馬の常連さんも3名ほど。そしてボクを含む教員が3名にウチのカミさんがサポート。総勢20名とそこそこの大所帯。
スタート地点の一庫ダムまでは自走で来るか、最寄りの能勢電 山下駅まで輪行して来れば駅まではサポートカーで迎えに。輪行するのが面倒なら前日までにバイクを持って来てくれれば一庫ダムまでは搬送するよと伝えると、鉄道組のほぼ全員が預けに来た。確かに輪行は面倒だけど・・・(笑)
一庫ダムに到着次第バイクを降ろし、スグに山下駅まで鉄道組の迎えに向かう。
極力6:38着で来るように言ってあったので殆どの学生がそれで来てくれたのだけど、輪行で来るはずの残り2名が来ない。仕方ないので一旦一庫ダムまで送り、再度山下駅に。次の便で一人が来たが、もう一人が来ない。電話をすると
「今、走ってます!」だって。
全くもう、予定変更したなら連絡寄越せよ~。プンプン。
「で、間に合うの?」と聞くと
「15分までには行けると思うので大丈夫です!」との事だけど、集合時間は7:00。まぁ最悪でも7:15迄に来てね、とそんなハナシなので、大丈夫では無いと思うが、まぁ無事についてくれればそれでエエわ。
そんな彼も7:16に到着。15分に間に合ってない。けど、無事に来てくれたのでそれでイイのだ。早速ブリーフィングをしてスタート。
小径車大好きなKくん。100㎞越えを走るのは初めてだったそうで、最後は両膝を痛めてキツそうだった。
シティクルーザー風にカスタムしたラレーで参加したUくん。後半両足が攣ってウチのカミさんに介抱されるの図 ↓
翌日が卒業式なので、ムリは禁物。そう、だからいつも以上に気を遣う。
美山で後続吸収の為に小休止。ここからは美山ロードのコースになっている九鬼ヶ坂へ行くグループと、大人しく見山の名水を汲みに行くグループに分かれる。ほとんど全員が九鬼ヶ坂へ行くのかと思いきや・・・。
「名水コースは通行止めらしいで」と、九鬼ヶ坂へ行くよう促したのだけど、
「確かめに行ってみます!」と言って半分くらいは楽チンな名水コースへ。
ウ~ム、流石にハタチも越えると子ども騙しは通じないな。
堀越トンネルが近づくにつれ道路わきには雪が。やはりこの辺りはかなり降るのだろうな~。実は当初、堀越トンネルを抜けるルートでは無く、かやぶきの里を通って五波峠を越えるルートで考えていたのだけど、一週間前に下見に来たら、五波峠は除雪されておらずまだ通行止めだったので、急遽こっちの堀越越えルートに変更したのだ。
トンネルを抜けると福井県に入る。毎度思う、遠くまで来たなぁと。でもホントは大した距離じゃない。一庫ダムからだと70㎞ちょっと。
名田庄の道の駅で最後の休憩。あとはもう海まで下るだけ。海に出る手前にほんのちょっとだけポコッと有るけど。
そして、2名ほどチョイと迷子になったものの、最終的には全員無事に海に到着!OBの二人はここから更に自走で帰るとか。やるなぁ!
OBの二人と4名ほどは輪行。それ以外はバイクを車で回転木馬まで搬送。
積み込みが終わったら、近くの温泉で汗を流し、フィッシャーマンズワーフのお寿司コーナーへ行くと、ほぼ残っていないけど、残っているお寿司は半額!
ササっと食べて、ボクとカミさんと先生一人は一足お先に車で帰阪。
店に帰り着くとすぐにバイクを降ろし、車を返しに行って、漸くビィ~ル!
フィ~っと一服していると鉄道で帰阪した先生がバイクを取りに来てくれたが、殆どのバイクは2-3日ほどウチで預かる。
ざっと見積もっても裕に200万円以上じゃないかな。
そして翌日は卒業式。
なんと小径車好きのKくん、両膝を痛めた影響で式典には間に合わず!
だけど最後の記念撮影には間に合った!それでイイのだ?!
皆さん、ご卒業おめでとう!