10日(火)と11日(水)で信州まで夏合宿の下見に行ってきた。
昨年、初めてオンロードオンリーでやったところ好評だったので、今年もシマノ・バイカーズを絡めずに独自企画でオンロードツーリングにしようと思い、色々と手持ちのルートを再確認してしっかりと計画を立てて行った。
丁度その日から関東甲信越地方も梅雨入り。なかなかの雨予報。いくらオンロードとは言え、流石に車で入れそうにないところも有るので、ホントはバイクを持って行って走りたかったのだけど、バイクは諦め、レイウェアを着て歩くことに。
まずは木曽近辺で2ルートほど。
一つは昔行った与川道のオンロードバージョン。
前はのぞきど森林公園まで車で上がってからのスタートだったのをロードだしってコトでR.19スタートにしようかな?
このルートは旧中山道の迂回路がベースで、一先ず妻籠宿迄。殆ど車で行けるけれど、南木曽から先はかなり細い道も有るので、雨の中歩くことに。この天気の中ちょくちょく他に歩いている方とすれ違うけど、ほぼ海外の方々。
妻籠で終わるのか?或いは馬籠まで足を延ばすのかはまだ考え中。
もう一つは少々タフなルートで御岳ロープウェイの鹿ノ瀬駅まで登るルート。
雨でほぼ景色は見えなかったけど、お天気が良ければなかなかの眺望ではないかな?時間にもよるけど、ロープウェイで7合目まで上がるのもアリじゃないかな。
初日はコレで切り上げていつものお宿「若草物語」へ。するとなんと、宿のご主人の一番下の娘さんご夫婦がいらしていた。ここの宿との付き合いはもう随分と長くて、多分最初に訪れたのは確か学生の時か、仕事を始めて一年目くらいの時。そんな時期にお手伝いをしていたのが、小学校に上がるか上がらないかくらいの頃の彼女だった。段々と大きくなって、いつくらいまで見かけていたかなぁ。そんな女の子がもう2児の母!そりゃーそうだわな。コッチももう還暦が近いわけだし。
ここの所とにかく忙しくて(悲しい事に本業では無い方なのだけど・・・)、なかなか一息つく間も無く目の前の事をひたすらこなすような感じだったので、ちょっと一息付けた感じ。しかし、まだ当分それは続くのだけど。
二日目は奈良井から伊那に抜ける権兵衛峠越えルート。
昔走った事の有るルートで、権兵衛峠から見る伊那谷が凄く良かったという記憶が有るのだけど、流石に権兵衛トンネルが開通してからは通る車もほとんどなく、道はそこそこ荒れている。峠にはトイレも有って、こりゃ~いいや!と思っていたら、その先が通行止め。こりゃ~ダメだ。
気を取り直し、今度は高遠城址公園からパワースポット分杭峠を巡るルート。
分杭峠に行きたかったので、一旦峠まで行って、若干ピストンするルート。
この分杭峠はゼロ地場と言う特異点で磁力が存在しない。つまり方位磁石が機能しないらしい。
この国道152号線は秋葉街道とも呼ばれていて、ここも学生時代に浜松の方からだったか走ったことが有って、再訪したいと思っていたルートの一部。
確か、天龍スーパー林道を抜け、兵越峠を越え、途中国道が繋がっていない青崩れを何とか越えて、地蔵峠を越え、分杭峠も越えて伊那に辿り着いたんだったと思う。3-4日ほど掛かったんじゃなかったかな?
途中、中央構造線の断層が見られる溝口露頭に寄ってドンドン南下。分杭峠に向かう途中でピストンして戻ってきた際の県.49への分岐を確認。すると、なんとこちらも通行止め!今年の10月までと言う事なので、来年は行けるか?
そんな訳で、今度は大鹿村を目指して更に南下して小渋湖から県.210で北上し折草峠を越えるルートへ。しかし、小渋湖沿いの道はトンネルが多く、交通量もそこそこあってとてもじゃ無いが皆さんを連れて行くには危険。
と言うワケで、伊那方面のストックルートは全滅。下見の結果、通れない事だけはしっかり分かった。成果と言えば成果。
その後、もう一度権兵衛トンネルで木曽へ戻り、昨日見れていなかった妻籠宿から馬籠宿迄の道や、馬籠宿を起点にループできるルートなどを確認して帰阪。
ほぼずっと車だったとは言え、なかなか良く走った。
ホントはこの週末に息子の出る第 40 回 全日本学生選手権個人ロードレース大会が奥木曽湖で行われるので、そのまま若草に連泊したかったのだけど、流石にそんな贅沢は出来ず、今月一杯は続く多忙な日常に戻ってきた。トホホ。