カラクルSの各色が勢揃い!
手前から回転木馬オリジナルモデルのカラクルS 451Flatのレッドとブルー、
その奥がカラクルS 451RS、そして更に奥には折りたたんだ状態でカラクルS 標準モデルのガンメタとココアが。ホワイトが有ればコンプリートだったのに!
一月ほど前の事、久しぶりに6770系アルテグラのバイクが入庫した。
レーム交換(載せ替え)のご依頼。
新しいフレームに全て載せ替えるので、元々付いていたパーツを一旦全て外し、綺麗に洗浄し、ついでにDi-2パーツのファームウェアをPCに繋いでアップデート。
御存じない方もいらっしゃるかもしれないけど、自転車もPCに繋がなければならない時代になっているんです。
シマノでは時々各パーツのファームウェアをアップデートするようアナウンスしているので、この6770アルテグラも何か得することがるのかどうか分からないのだけど、一応アップデートしておこうかなぁ、しといた方がエエんやろなぁと。
と・こ・ろ・が、ファームウェアをアップデートしたらDi-2が動かなくなってしまった。何かミスったか?勿論アップデート前には正常に動いていたのに。
どうにも解らないのでシマノにTELすると、
「アップデートしちゃいましたかぁ・・・」と。
古いモデルはアップデートするとたまにそう言う事が起こるらしく、本当はアップデートしないほうが良かったとの事。しかし、その情報はアナウンスされていないとか。そんなん頼むから先に言うといてェや!と思わず電話口で叫んでもうたわ。
なんでも、Di-2用のアプリ「Eチューブプロジェクト」のヴァージョン3がまだシマノのサイトから落とせるので、それをダウンロードしてそのヴァージョン3でやらなければいけなかったらしい。因みに今はヴァージョン5。そんなん知らんがな・・・。
そやけどアプリでは6770系と認識するねんから、アップデート出来んようにしといてくれたらエエがな、と素人考えでは思うのだがしかし、すべての個体で出来ないわけでは無いので・・・って事らしい。っちゅうか、アップデートする意味がそもそも無いんやったら「出来ません」でエエやん?
まぁうだうだ言うてもしゃーないので、なんぞ善後策は無いのか聞くと、一先ず違うセットからジャンクションAを持って来て交換してみて、アカンかったらバッテリーマウントを、それでもダメならデュアルコントロールレバーをとの事。
たまたま他にDi-2のバイクが有ったからエエけど、そう簡単には行かんで、普通。で、言われた通りまずジャンクション。駄目。ほんならバッテリーマウント。動いた!やったー!だけど、何故か右レバーでFメカが、左レバーでRメカが動く。まぁしかしそれは大した問題じゃない。あとで設定を変えれば良いだけ。動くようになったことが最も大事。つまりバッテリーマウントを交換すればOKってコトだ。
シマノにTELしてその旨伝えると、在庫は有るようなので、それを発注して下さいとの事。発注?買うの?ウチが?と尋ねると、「ええ、そうなります」だって。そら~無いわ。1000%無いわ。やったら駄目よと言われていたことをやってしまっての事ならいざ知らず、基本的にはアップデートをしなさいと言われていて、従順に従っただけ。その辺を丁寧にご説明差し上げてご納得頂き、無事に代替品が送られてきたものの、それを繋げても動かない。念のためという事でジャンクションAも送って頂いたのでそれも交換してみたがウンともスンとも言わない。
多分、ファームウェアのヴァージョン違いだと思うのだけど、またアップデートして壊したら困る。しかもそのヴァージョン3のアプリを開くと
と出て使えない。勿論今でもそう。シマノはそんなことは無いハズと言うけど。
そんなワケで、今度はシステム全部を一旦シマノに送って見てもらうことになった。最初からそない言うてくれたら良かったのに・・・。
2-3日で戻って来て、一先ず繋いでみたら動く!けどレバーの左右は入れ替わったまま。言うてあるねんからついでにやっといてくれよ~、気ィ利かんなぁ。
まぁEチューブプロジェクトに繋いで設定を変えれば良いのだろうケド、コレに繋いでくれと言われているヴァージョン3が使えない。ヴァージョン4をダウンロードして開いてみると、おう、コレは使えそうだけど、勝手に繋げてまた動かなくなると困るのでこれまたシマノに確認を取る。
そうそう、ヴァージョン4を落とそうとシマノのサイトに行くと
こんな注意喚起がされていた。前に見た時には無かったのになぁ(笑)
ヴァージョン4で設定を変えるのは問題無いがくれぐれもアップデートしないで下さいとの事。分かっとるわい!とは叫ばず、そうですね、承知しました、と応える。大人だもん。
そんなワケで漸く元通り無事に動くようになったのだけど、結局1ヶ月近く掛かってしまった。シマノは16時までしか電話に出てくれないし、モチロン土日は休みなので、これらのやり取りがすぐに1週くらいかかってしまうのだわ。流石にこの件に掛かりっきりになるわけにもいかず、他の仕事もやりつつだと、ついつい16時を回っていたり、それが金曜日だったりするともうアウト!
Di-2さへ動いてくれればもうあとは楽チンかというと、案外そうでも無く、Di-2ケーブル内装に非対応のフレームなので、チョイチョイと特殊工作が必要だけど、まぁそれはDi-2が動かないことに比べるとカワイイものだわ。
バッテリーマウントもアルミ板で作製してそれなりの位置に。ジャンクションAからのケーブルは何とかダウンチューブに内装して、ジャンクションBからは外通ししか仕方が無いけど、割合スッキリ。
そんなこんなで無事に完成。勉強になりました!
先週末の18日(土)~20日(月)、佐渡ロングライドに参加して来ました!
前回参加したときは直江津からの船が取れず、泣く泣く新潟港まで走りました。
直江津から更に約100㎞。大変でした。
その反省を踏まえ、今回は早めに動いて直江津からの便が取れました。
総勢25名と大所帯でのツアーです。
車も6台体制。木馬オデッセイには相変わらずの7台積み。今回はハイエースが居てくれたのが大助かり。他にも4台積み可能な仕様でご参加頂き、何とか25名25台の大移動。
直江津港職員の皆様に見送られ佐渡は小木港へ向けて出航。
さぁ、いよいよ当日!
お天気は曇りで決して良くは無かったのですが、走るには絶好のコンディション。
風も無くてホントに走りやすかった。
こんな猛者もいらっしゃいました。スゲェなぁ。
そして続くは大野亀。みんなZ坂で足を使ってすっかり忘れているので、
登りを目前にして「エ~!」となっていた。あくまで後ろの方ではですけど。
でも、個人的にはココ好きなんですよねぇ。なんとなく佐渡っぽく無くて。
スケールは違うけど、阿蘇の草千里を思い出させます。 オジサマ達も頑張りました!
MAVICもサポートで来てくれていました。
「一人で運転してたら寂しいやろうから横に乗ったろか?」と聞いたら
キッパリと「結構です」って。
後半の最難所ではピークで地元の皆さんが太鼓を打ち鳴らしての大応援!
めっちゃシンドイところだったので有難かったです。
ゴール後の記念写真。み~んな良く頑張りました!お疲れさま!
勿論、最後はコレでしょう!このタメに走っていると言っても過言じゃない!
(・・・のはボクだけじゃないハズ)
温泉も有ってなかなか良いお宿でした。
不覚にもおっちゃん落涙。頑張ったなぁ~!
明日、3月8日(金)~10日(日)まで、カワムラが教えている専門学校「ヒコみづのジュエリーカレッジ大阪」で卒祭が開催されます!
「卒祭」と言うのは、卒業制作展と学園祭が融合したイベントで、学校全体が会場になっています‼️
ジュエリーコースの卒業制作作品の展示のほか、ウォッチメーカーコースではビンテージウォッチ販売、そしてカワムラが教える自転車メカニックコースでは、学生が修理・再生した自転車の販売をします!!
外部からの出店者様による物販、軽食販売など、楽しいコンテンツも目白押し!
皆さまお誘い合わせの上、是非!
カワムラも明日の午前中だけ見に行きます。
息子がこの春から大学生になる。
思えば小さなころからずっと自転車で連れまわしていた。
いつもMTB朝ライドで行っている林道デビューはまだ12インチホイールの頃。
このバイクは12インチながらモノコック風のフレームで、当時はもう売っていなかったのだけど、いつか自分の子どもが出来たら乗らせたいなぁ~と漠然と思っていたバイクで、丁度その当時の担当営業さんがご自身のお子さん用に持っていて、
それを譲ってもらった。それに補助輪と、親が手で持てるようにサポートバーを付けた。
その12インチに乗り始めたのが2歳くらい。一年ちょっとすると補助輪無しで乗れるようになった。補助輪無しで乗れるようになったのが嬉しかったのか、調子に乗ってジグザグ走行をしていて(子どもってコレ良くやりません?)ハンドルを切り過ぎ、顔面から地面に突っ込み顎をザックリ切って大泣き。
息子は決して運動神経が良い方では無く、保育所でもどちらかというと「どんくさい系」だったようだけど、ある日、補助輪無しで自転車を乗り回している姿をたまたま保育所の先生が見かけて、随分と驚いていた。
それが3歳の終わりくらいか4歳くらいのこと。
春から小学校に入るという正月には20インチのMTBを買ってやった。
スペシャライズドのホットロック。
この時のお誕生日ケーキにもこのバイクの絵を描いてもらって大喜びしていた。
自転車親父は完成車の状態で満足するはずは無く、ナット式だったハブをクイックタイプに組み換え(←自転車親父なら大抵はやる)、ブレーキもMTB好きから見たらキッズバイクにコレ?ってなエエモンを奢った。Avidのパラレルリンクタイプのvブレーキ。
このバイクでは富士見DHデビューもしたし、シマノバイカーズフェスやTIOGAカーニバルなどでXCレースにも出るようになった。
しまなみ海道や「ツール・ド・おきなわ」等ツーリングにも沢山行った。
関西で盛んなシクロクロスレースを始めたのもこのバイク。デビューレースでいきなり優勝してしまい味を占めてしまった。2位のキイチくんは今でも良きライバル。
コレが小2のとき。
親父としては自分が自転車好きなモンで連れまわしていたのだけど、息子は息子なりに自転車が好きなようで、小さい時から良く自転車の絵を描いていた。小学校に入っても図画工作での題材がいつも自転車だった。
小3の春。
ロードと兼用で24インチのシクロクロス車を組んだ。Kona Jake24。
親父はせこいので別々のバイクを買い与えることはしない。
ロードデビューの日の1コマ。
MTBはまだ20インチのままでステムをのばしたりシートポストを変えたりしてギリギリまで乗らせた。写真は2014年のシマノバイカーズフェス。24インチシクロでは初の輪行にもチャレンジ!が、かなり厳しかった・・・。
このKONAではシクロクロスは勿論の事、本格的なロングライドにもデビュー。
小4の秋には「ツール・ド・のと400」を完走し、
翌春には「佐渡ロングライド」の210㎞。
その秋には初の本格ロードレース、「四日市ジュニアローロレース」に出たけど、流石に全然歯が立たず惨敗。
また「ツール・ド・おきなわ」のサイクリング部門で最も走り応えのある、「やんばるセンチュリーライド」に誰だったかの代役で出走。流石にきつかったようで、途中の休憩で座り込んで「もう走らん!」とテコでも動かない様子だったのが、まだ後ろにウチのメンバーがいることを知ったとたんすくっと立ち上がり再び走り始め何とか完走。その翌日にはレース部門の小学生クラスにも出走したがこちらはサッパリな結果だった。確かに24インチじゃムリが有ったな。
小6になると流石に20インチMTBも24インチシクロも小さくなり、
MTBはウチで試乗車に使っていたコメンサル スーパー4(Sサイズ)を、
ロードはFELT F85X 480㎜のアルミのシクロ車と、もうすっかり大人サイズ。
中学に入るとこれまたグングンと大きくなり、MTBはカミさんが昔乗っていたコメンサル VIP(Mサイズ)のハードテイルに。
2018年のシマノバイカーズフェスと2019年のTiogaカーニバル。八代 正さん率いるチーム846にも小学校の終わりころから入れて貰い、随分とお世話になった。
某長距離MTBレースにもこっそり出場。ほぼ1時間ほど差を付けられた。そう、余裕で負けた(涙)。
写真のモンドレイカー ファクターXRは親父のバイク。のハズ。
今ではどれがヤツのバイクなのだか良くわからない。
シクロ車はFELT F65X 560mmと同車種の大きいサイズになり、それはそれで本来のシクロ車として使いつつ、 ロードバイクはカミさんが乗っていたケルビムに乗り始める。
そしてついにMTBは親父が乗っていたコメンサル エッセンス(XLサイズ)に。
この頃になると部活なども有って、余り連れまわせなくなって来たが、それでも良く付き合ってくれた方じゃなかろうか?
高校になると自転車競技部に入り本格的に競技を始め、ロードは随分前に常連のお客さんから頂いていたリドレー・ダモクレスを二年とちょっと乗り倒した。
2022の堺浜クリテリウムと香川インターハイのロードレース。リドレーが頑張ってくれてたが、やはり2008モデルだけ有って所々にガタが来はじめ最新のバイクとは互角に戦えなくなってきた。
高校最後のインターハイ ロード予選に惜敗したのを機に、きっと大学でも続けるだろうからと漸く新車を投入。それがアンカーのRP9。
やはり最新のバイクは速くて、その後に出場したツアー・オブ・九州では第2ステージで優勝、総合ではポイント賞を獲得。秋の国体ロードでは入賞こそできなかったけれど10位と健闘。
トラックレースではずっと学校のLOOKを借りて走り、最後のインターハイでは団体競技のチームパーシュートで3位、個人競技のスクラッチで2位。秋の国体ではスクラッチで6位入賞となかなかの成績を収めることが出来た。
シクロクロスは相変わらずFELT F65X 560mmのまま。
今シーズンの桂川シクロでの1コマ。最近はシケイン(障害物)を飛んでクリアすることを覚えたらしく、飛んで越えようとしたら高さが足りず前輪がシケインに引っ掛かり見事な前転を決める途中の決定的な瞬間を見事に撮って頂いた。
先日開催された「くろんどシクロ」ではジュニアクラスで3位。2位はシクロデビューしたときに2位だったキイチくん。皆大きくなったなぁ~。3人ともキッズの頃からの良きライバル。高校は皆違うけれど、大会ではしょっちゅう顔を合わす仲良しくんたち。
大学では自分のトラックバイクも必要になるようで、とうとうアンカーのTE9を買った。軽自動車なら新車が買えるんじゃない?ってくらいする。
きっと親父として息子に買ってやる最後のバイク。
こうやって振り返ってみると、随分と色んなバイクを乗り継いできた。
最初の12インチ以外どのバイクも未だ現役で、誰かが乗ってくれている。
20インチのホットロックは多分まだ安曇野辺りで乗ってくれているようだし、最初のシクロバイク、KONA JAKE24などは回り回って今は小3男子がシクロ兼ロードとして乗ってくれている。初の700Cバイク、FELT F85Xも中3男子がシクロで使ってくれている。しかもその彼は高校に進み、息子の後輩になるらしい!
そんな息子も春からは鹿児島で一人暮らし。
その後はどうなるのか全く予想も出来ないけど、次のバイクからは自分で稼いで色々と乗り継いでいって欲しい。ずっと自転車好きでいてくれると親父は嬉しい。
そしてジジィになった親父を自転車で連れまわしてくれ。間違いなく付いて行かれへんやろうケド・・・。
水曜日は超久々のフリーな休日。
今年は夏が長く、なかなか寒くならないのでなんとなくMTBシーズンに入るのは例年より遅くなるかなぁとか思っていたのだけど、ここのところ急に寒くなって来たもんで、やっぱりボチボチかなぁってコトでいつものダート工業コースへブラリとMTBライド。
お天気がメチャメチャ良かったのだけど、いつものコースは倒木だらけで、なかなかまともに走れない。
途中にいつも1本だけ真っ赤に紅葉する木が有るのだけど、それもまだチィと早かったので、またもうちょっとしたら見に来ようかな。
で、昨日の木曜日は祝日だったので、いつもの朝ライドのちょっと拡大版でるり渓へ紅葉を見に。下は小学2年生から上は60半ばまでの幅広い参加者構成の20名。
でもって超初心者から超久しぶりのライドって方もいて、お天気も良かったのでかなりのゆっくりペース。コレはコレでなかなか良かった。楽しかった。
ところどころ綺麗に紅葉してて、赤いのや黄色いの、緑とかが入り混じっているのが何ともイイ。
ふとあの仮面ライダーみたいと思った。あのライダー、え~っと「タカ!トラ!バッタ!」のヤツ。主人公の名前とかは思い出せるのに肝心のライダーの名前が出てこない。え~っと、え~っと・・・。諦めて検索・・・。
そう、仮面ライダーオーズだった!
イヤ~最近こんなこと多いわ。アレのアレとか。
こないだの水曜日は「SBM 初級講座」でした。
その前日火曜日は終日学校業務。
一旦家に戻り一服してそのまま夜行バスで東京へ。
名神の集中工事の渋滞等でバスの到着が遅れたので、朝食も摂らずに会場の日本車両検査協会入りし、バタバタと講習準備。開始10分くらい前に漸く準備完了。フ~。
東京は勿論、栃木や静岡、滋賀、そして北海道からもご参加いただき有難い限り。毎度のことながら最後はかなり巻きになってしまったけれど大丈夫だったかな?遠くから遅し頂いた皆様、それだけの価値を感じて頂けたかな?
講習が終わったら久しぶりにSBM講師の皆さんと懇親会。自転車の話しは勿論、業界話で盛り上がり、まさにボクにとってはコッチが講習会。諸先輩方、いつもいつも有難うございます。勉強になります。
懇親会は更に第2ステージ、第3ステージへ・・・(笑)
そしてそのまままた夜行バスに飛び乗り、昨日の朝に帰阪し、店を開けてバタバタと仕事をして午後からは月一の家庭裁判所業務。
朝は晴れていたのに出かけるころになると何だか怪しい雲行きになったので、いつもなら自転車で行くところを傘を持って地下鉄で出かける。到着して地上に出たらごっつい雨と雷!アラ?傘が無い!ボケ~っとしてて電車内に忘れてきたみたい。やれやれ。♪行かなくちゃ、君の町へ行かなくちゃ、と歌っている場合じゃなく、ホントに行かなくちゃならんので、クソ降る中を猛ダッシュで。
で、いつもの金曜日なら午前中は学校業務が有るのだけど、今日はたまたまそっちはお休み。いやいや、助かった。とそんな感じで二日間を乗り切った。店は閉まっているけど仕事はしてます。言いたかったのはそれだけ(笑)