行き先は、やっぱりいつも行く自転車屋さん回転木馬のイベントで２年連続行けなかった淡路島かなあ。
明石からたこフェリーに乗って…。
でも明石までどうやって行こう。輪行するか、自走で行くか。
堺の自宅から明石までは約70km。自走で行けないことはないが、明石までも自走するのはなんか躊躇する。

そんなことを考えてるうちに、５月５日、回転木馬のイベント「R163全走破ツーリング」の日がやってきたので参加した。
これは大阪市内から三重の津まで、163号線をひたすら自転車で走るというもの。
津に着いたら、輪行で大阪まで帰る。

その帰りの電車の中で、まっさん＆さっちゃん夫妻に「５月18日、ツーリングに行かないか」と誘われた。
行き先をどうするかという話で、さっちゃんが「神戸方面は？」と言った。その時反射的に私は｢それやったら明石に行きたい｣と言ってしまった。
まだ淡路島に行くかどうかも決めかねていたので、「なんで？」と聞かれたらどうしよう、まあ正直に言うけど、引くに引けなくなるしなあ、という考えがよぎった。
でもその心配は無用だった。誰も疑問に思わず、まっさんなんて「そやな、明石行って明石焼き食べて帰るか〜」となかなかいい反応である。よく考えれば、用事も無いのに津までひたすら走る人たちである。「なんで明石に行きたいか」なんて、どうでもいいんである。

その時は明石までの行き方を下見するつもりで提案したのだが、私だけそのままたこフェリーに乗って淡路島にいけばいいやと思い、旅行の出発日を５月18日に決定し、後日まっさんたちに報告した。
当日はＮ原君とＹ永さんも行くということだ。明石まで誰かに一緒に行ってもらえると、その後の旅もかなりやる気が出そうな気がする。その人数が多ければなおさらである。私は本当にラッキーである。

回転木馬の淡路ツーリングのレジュメを見ると、「淡路島一周」と謳っているがどうやらショートカットしている様子。
ここで私がショートカット無しで一周できたら自慢できるんちゃん!?
というわけで、テーマは「２泊３日で淡路島本気モード一周」に決定した。
一人旅は初めて。単独ツーリングも50kmくらいしかしたことがない。
でもま、なんとかなるでしょう。

ルートを決め、宿も決めて予約をした。かめきっちゃんのえさやりも友達に頼んだ。何をするにもぎりぎりまで動かない私だが、今回は早めに準備万端、完璧にした（つもりだった）。しかし、天気だけが完璧ではなかった。

どうやら天気予報では５月18日に雨が降るそうだ。旅行初日である。朝から降ってたらその日のツーリングは中止。ということは誰も明石まで一緒に行ってくれないことになる。
さてさて、淡路島一周どころか、明石まで無事いけるのだろうか？

出発時間が早いので、旅行前日からまっさん＆さっちゃん夫妻宅に泊めさせてもらう。
夫妻宅に行く前に回転木馬に寄ると、Ｎ原君も来ていた。私を見ると「雨が降ったらボク行きませんよ」とつれなく言いはなち、嬉しそうにニヤリと笑った。彼は本当にいい性格である。

しかしまっさんやさっちゃんも結構やる気をなくしている。当然だと思う。雨が降ってる中、いや降ってないにしても、空模様を気にしながらのツーリングなんて楽しくない。

まっさん＆さっちゃん宅では、雨対策にザックカバーや足カバー、防水の袋を貸してもらい、荷物の詰め方も教えてもらった。私なりの雨対策はかなり甘かったようだ。これでザカ降りでも大丈夫（嫌だけど）。さすが登山もされる方々は違う。ありがとうまっさん＆さっちゃん。

予報では午後から降水確率70％。午前中は曇り。明石からは他の皆は輪行帰宅なので、せめて明石までは持ちこたえて欲しい。お願い神様。祈りつつ就寝。

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