今年の常設店は「シマノ90年の歩み」。これは見ておきたい!
で、行ってきました。
多くの歴史的自転車のレプリカなど、
かなり久しぶりだったのでゆっくりじっくり見学。
ドライジーネ、やセーフティ型、ミショー型等々。
その中でも目を引いたのがコレ。
史上初のMTB、ブリーザー号!
フィッシャーのクランカーのように従来からあるバイクのカスタムでは無く、
初めて専用に設計され製作された正真正銘のMTB。
ジョーの手によって作られた10台のうちの1台。カチョエエ~!
そういえば、「ブリーザー」ブランドはどうなったんだろう?
と思って調べてみたら有りました!
http://www.breezerbikes.com/
流石にパーツ類はそうそう専用品も出ていないので、ツーリング系のパーツ。
カンパのラリー。クランクはTAのシクロツーリスト。
リムはその昔リッチーのリムをOEM生産していた今は無きウカイ。
タイヤはスペシャライズドでした!その名もスタンプジャンパー。
まぁ、元々タイヤ屋さんだしね。
さてさて、肝心のシマノ展。
初代デュラエースが装着されていたアラン。
ノーマークだったんで最初はわからなかったんですが、一緒に行った隅除輪業さんと
「やっぱアランじゃない?」って事になりまして、アッチコッチ見てるとヘッドラグにうっすら刻印が見えました。
因みに初代デュラエース(旧い人たちは「ジュラエース」って呼ぶ)のリアメカは、
デュラ登場以前からあった「クレーン」。
デュラエースとして初めてのリアメカはコッチ↓。
シマノ初の内装変速ハブ。見えるかなぁ~、胴に貼られた「333」。コレは昔のトレードマーク。
その当時、同じ文字を3つ続けるのが流行っていたようで、サンツアーは確か「888」だった。
今も有る問屋さん東京サンエスも「SSS」でその名残じゃないかな。脱線するけど、この「SSS」ってのは商標登録されていて、昔のニッサン・ブルーバードの「SSS」(スーパー・スポーツ・セダンね)はサンエスから商標を借りていたらしい。どーでもイイ話ですけど。
さて、こちらはエアーライン。シビレるぅ。圧縮エアで変速。欲しかった・・・。
デュラエース発売25周年を記念して作られた限定モデルのデュラエースを搭載したコガミヤタ。
メカ類からチェンにいたるまで25って入ってます。
でもそれよりこのフレームの綺麗なこと!