パブコメを!

今、先進諸国では社会の中で自転車が立派な交通手段として位置づけられ、インフラの整備も進んでいます。そんな流れも有って、漸くここ数年日本でもそういう動きが出てきました。国が漸く動き出しています。

平成24年には国交省から「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」というのが出されました。国が出すガイドラインの役目は大きく、各地方はそのガイドラインに沿って政策を立てていく訳です。しかし、中身は色々と欠陥が多く、現実に即していない内容でした。それがこの度見直されることになりました。

その見直しに際して提言を纏めるのが政府の「安全で快適な自転車利用環境創出の促進に関する検討委員会」という有識者会議なのですが、今回その議論の集大成として提言書の案が公開されました。

キャプチャ

この提言は国交省と警察庁が「自転車ネットワーク計画策定の早期進展」と「安全な自転車通行空間の早期確保」を目的としてまとめられる予定のもので、今後の日本の国が行う自転車行政を決定づけるものと言えます。

その重要な提言をまとめる前に、国民からの意見を広く募集しています。

「スポーツバイクは関係ない」ってことは決してない筈。
実際にパブリックコメントを出すかどうかは別にしても、自転車愛好家としてこういう事にも少しは興味を持って欲しいなと思っています。

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