Archive for the ‘店長のつぶやき’ Category

今週末まで!!

木曜日, 4月 11th, 2013

台湾猿・98ST 29erの試乗は今週末までです!

乗ってみたい方、お急ぎ下さい!

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29erとは思えない取り回しの軽さです。個人的な感想としては26バージョンのモンキー98STと比べて、同じようなヒラヒラ感が有りつつ、フロントが長くなったせいか登りが楽になった。26バージョンの時のように登りでフロントが浮きやすいって事が無くなった。

でもノリさん(モチロン今泉氏です)にそう言うと「普通の(体格の)人が乗ってる感覚がそうなんですよ」とのこと。つまり170cm前後くらいの人が26バージョンのモンキー98STに乗ってる感じはボクのようにデカイのが29バージョンに乗ったときの感覚なんですよ、とそう言うことらしい。

なるほどそうなのかも知れないけど、確かめようが無い。

この29erは26バージョンと比べて登りが楽ってレベルではなく、むしろかなり登りやすい部類ではないかと思う。割と乱暴に力を入れてもしっかりグリップする感じとでも言えばいいのだろうか。

自分の98SHと比べてみると、ウ~ム、難しいけど、なんて言うか走りは軽いというか乾いた感じがする。ボクのが走りが重いってワケではなくて、なんて言うのかしっとりとした大人の良さがある。

この辺りはもう好みの問題だろうな。

そんな98ST 29erもボチボチ後ろが詰まってきたようで、試乗できるのは今度の土・日までです!

こんな日本に誰がした?

金曜日, 4月 5th, 2013

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交差点で信号待ち。

前の車のバックランプが点灯。「停まる毎にパーキングに入れんでも・・・」なんて悠長なことを思ってる場合じゃなかった。突如バックしてきた!クラクションをならすも遅し。ドッカーン!

オイオイ!どないやねん!

お年寄りの運転ミスかと思いきや、そうでは無かった。ボクより10歳くらい上のオッサン。

「なんでバックして来んねん?!」と怒鳴ると、「バックしてんのわかってたらクラクション鳴らせや!」だと。アホか。

隣車線のやや後ろに停まっていた車(つまりはウチの隣くらい?)に因縁をつけられたらしく、「なんだ、てめぇー!」と文句を言い返そうとバックしたらしい・・・。

メンチ切られたから切り返したる!みたいなモン。コドモやないねんから・・・。

最後まで謝罪の言葉はヒトコトも無く、あとは保険屋任せ。やれやれ。

こんな日本に誰がした?

 

彼はこの頃子供達が風の子でなくなったと嘆いてる

上目づかいの淋しい目で冷たく笑うのを悲しんでる

原因はその母親が母として堕落したからで

勿論悪いのはそうさせた

その夫たちだと怒ってる

政治も学校もTvも本もカネもみな悪いけれど

もっともっと悪いのはそんな親に育てたじじとばば達だってサ

子供に気に入られようとガンコじじいやごうつくババアが

いなくなった事が世間の秩序を

乱したと彼は主張している

             

              建具屋カトーの決心 -儂がジジイになった頃-

 

そうなんかも知れんなぁ~

淡路島アドベンチャールート

木曜日, 3月 14th, 2013

4月に開催する恒例の淡路島一周ツーリングの下見に行ってきた。

今年は昨年見つけたけどルートに取り入れることが出来なかった
アドベンチャールートを重点的にしっかりと下見。

 

こ~んな感じです!楽しめますよン。イヒヒヒ・・・
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写真を撮っていたら峠の向こう側から急に車が出現!
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かなりビツクリした。きっと向こうも驚いただろうけど・・・。
車で行って無くて良かった。こんな所じゃ離合はムリ!

殆ど車や人も通らないようで結構荒れてます。
アドベンチャールート用に予備チューブは一本多めに持った方が良さそう。
今回はサドルバッグを持っていくのを忘れてて、ヒヤヒヤものだったです。

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ハイ、もうそこがピークです。向こう側が全然見えません。
何だか漫画みたいな峠です。

国土地理院の地図で見ても峠手前数百mは点線です・・・。
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峠前後の等高線に注目(見えるかな?)。
等高線間はそれほど詰まってはいないけど、道はほぼ直登気味についてます(笑)

 

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ピークはこんなところで、一応十字路です。出会い頭の事故は無さそう。
いや、両方共が急坂なんで、峠の上でゴッツン!とか有るかも?

で、下りがまた急なんですわ。笑えまっせ。
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そんなワケで今年のアワイチは熱いぜ!

あっ、アドベンチャールートは希望者だけです。
決して全員行け!なんて言いませんし、
オマエ行け!とかって強制もしませんョ、多分(笑)

e:iテクノロジー

木曜日, 3月 7th, 2013

昨日はラピエール等を取り扱う東商会の展示会。
この頃は冬にも展示会がしょっちゅうあるんだよなぁ、ブツブツ・・・

目玉はコイツ。e:iテクノロジー

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何が目玉かというと・・・

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このコンピューターで、

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コイツを制御。

どういう事かと言うと、ラピエールの宣伝文句を引用するとこうなる。

「例えば貴方の愛車が、地形を分析して貴方にとって最適なサスペンションの減衰力を選ぶとしたらどうだろうか? 想像することが難しく、にわかに信じられないだろう。
しかし、ラピエールはその夢のような機構を実現することができた。5年間に及ぶ開発とテストによって完成したe:iショックは、ライダーの要求を満たすための革命といえる。
このe:iショックテクノロジーを搭載したラピエールのMTBは、電子制御により常にリアサスペンションが最適な位置にあり、路面の状況やスピードなどに合わせて最適な挙動を示すだろう。」

もっと簡単に言うと、フロントサスの挙動とケイデンス、スピードからリアサスの動きを最適化する、ってこと。

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これがセンサー。

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手元スイッチ。

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またまた引用。

想像以上の鋭い反応性電子制御によるリアショックの調整プロセスは、時速36kmで走行していたとして、フロントフォークの挙動とケイデンスセンサーをコンピュータで感知分析し、リアショックを最適なセッティングへ導く。この一連の動きはおよそ0.1秒で行われる。」

なんだか宇宙刑事シリーズの変身シーンの解説みたい。

エライことになってきたなぁ。

ニューフレーム?

土曜日, 2月 9th, 2013

ニューフレームでは有りません。

試乗車に使っているFUNのバイクをお色直しした。

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今回は再塗装だけでなく、新たにインストールする新しいデュラのDi-2用にフレームを工作。

元々はメカニカルで使っていたフレームなので、使わなくなっていたアウター受け等を除去。

そして、電装ケーブルを内蔵出来るようにして、バッテリーも左チェンステイ下に取り付けられるように。

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コレでまた近いうちに試乗車を作るので、是非乗ってみて下さいね!

トリップメーター

土曜日, 2月 9th, 2013

今は昔。

ボク達はこんなのを付けて走っていた。

キャットアイからサイクロコンピューターが発売される前の話し。

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もうザックスとひっついてからのユーレー製。

近くの自転車屋さんに遊びにいったときに見つけて譲って貰った。

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泣けてくるくらいのアナログ。

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この横のプーリーと車輪に付けた輪っかをゴムで繋いで計測する。

溝が2列有るのは27インチと26インチで使い分けるため。

つまり20インチや24インチでは使えない。

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右側の金具で車軸(クイックシャフト)に共止めする。

どれくらいの精度だったんだろうな~。

今度使ってみるか?

どないやねん?!

木曜日, 1月 31st, 2013

気持ちの良い休日明けの木曜日。トイレ掃除にはうってつけの午前中だ。

そんなトイレ掃除の最中に荷物が届いた。

「スマナイけど、コッチに伝票持ってきてくれる?」

ボクはトイレ掃除中で靴底がびしょ濡れだったので出たくなかったのだ。

そう言うと宅配便のおニィさんが「シマノさんから24個口来てるんですけど・・・」

24個?!思わず便器に顔を突っ込みそうになった。

そんなに何を発注したんだ?オレは、と記憶を辿るも思い当たらない。

24個、24個、24個・・・・とブツブツ言いながら、仕方がないので靴の裏を一旦雑巾で良くぬぐってトイレを出た。

おニィさんはドンドンと降ろしている。

そして「まだあるんですけど、積みきれなかったんでもっぺん来ますわ」と去っていき、暫くして戻ってきた。

やれやれ一体何なんだい?誰かの嫌がらせか?

降ろされた荷物でウチの玄関は完全にふさがれてしまっている・・・。

 

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全くなんてこったい、ホントに24個も有りやがる。

コレは何かの間違いに違いない。

こんな量の発注をした覚えは全く無い。

いくらボクでも流石にこんな量の発注を忘れるワケが無い。

一体、中身は何なんだ?

おそるおそる開けてみた。

 

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タイヤが1本・・・。

OK。これはタイヤだ。

となると、恐らくこれらは全てタイヤだ。

確かに先日の展示会で発注はしていた。

しかし1本ずつ箱に収められて送られてくるとは想定外の出来事だった。

普通ならチョイと大きめの段ボール箱にギッシリ詰め込まれて来るところ。

例えこのサイズの箱しか無かったにしろ一箱に2-3本は十分入るだろうに。

流石はシマノ。やることが違う・・・。

24個の段ボールを全て開けるだけでも結構な手間だった。

開ける方の身にもなってくれよ。詰める方も手間だったろうけど。

全て開けて潰してもコレだ。やれやれ・・・。

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木馬文庫

木曜日, 12月 13th, 2012

かなり久しぶりに全く仕事用の無い休み。街に出たついでに大きな本屋さんに寄って心ゆくまでブラブラ。本屋さんは落ち着いてて良い。ちょこっと手にとってパラパラめくってフムフム。また違うのを手にとってフムフム。

そんな感じでブラブラしていたらなんと自転車本のコーナーが!今更驚くことでは無いのかも知れないけれど、めったに外に出ないボクとしては驚きの事実。さほどに自転車は流行っているのだなぁと再認識させられた。なのに何故儲からない?とそんな疑問はさておき、何冊か眺めてみる。

メンテナンス関係かコース関係の本が多い中、ちょっとエンスーな本を発見。ムムム・・・なんか面白そう。と言うわけで3冊ほど仕入れて来ました。

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とにかく写真が綺麗です。読まずに眺めているだけでも良いくらい。

 

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確かに自転車のパーツって綺麗なの物が多いと思う。
だからこんな本が有っても不思議では無い。
資料としても面白い。

 

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上記と似たような感じだけど、もっともっと著者の個人的思い入れが詰まった文章が良いです。
資料的というよりは読み物ですね。

 

これら以外にも回転木馬の開架図書には自転車小説やバイシクルクラブ誌(現在とは全く違う雑誌だった)の随分と古いバックナンバーやニューサイクリング誌のこれまた古めのバックナンバー、サンジェの本、カンパニューロの本等の自転車関連の他、何故か特撮ヒーロー関係の本、ソフィーマルソーの写真集!も、いつでも読めるようにしています。

Leon 乗った

火曜日, 12月 11th, 2012

 夏には入荷してたLeon、漸く組み上がった。

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 どんな感じに組み上がったのかはコチラに詳しく載せたので、ココでは割愛。

 早速近場のホームコースを走ってきた。乗り味は期待通りのしっとり系。登りでは粘ってくれる感じがするし、階段状の下りでも突き上げは少ないので抑え込むような乗り方はしなくてもイイ。その辺りのことは今までイロイロとプロトタイプにも乗ってきているので、大きな感動は無い。けれど、やはり漸くプロダクトアウトしたことやそれに今乗ってるんだなぁという感動は結構有った。

 そんなフレームの乗り心地よりも今回の主眼は変速システム。

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 今回はこのフレームの汎用性の高さをわかりやすい形で具現化したかったことも有って、敢えて内装変速システムを採用した。内装の11段変速。ギア比はほぼ問題はない。舗装路の下りでブン回すときにトップ側がちょっと物足りないけど、なにもそんなにブッ飛ばす必要はない。

 敢えてちょっと気になったことを上げると、トップ側への変速が若干遅い事とフリーの回転の重さ。元々がスポーツバイク用のパーツでは無いのと内装変速システムであることを勘案すれば致し方ないのかも知れない。それから、わかってはいたことだけど担ぐときに後側が重い。完成車重量としてはペダル込みで13kgを切っているので決して重たい部類では無いけど、バランスの問題。とは言え、どれもちょっと気を使えば問題のないレベルの話し。

 これからまた違った問題も出てくるのかも知れないけれど、当分楽しめそう。

ツール・ド・おきなわ

木曜日, 11月 29th, 2012

 今年も走った、ツール・ド・おきなわ。回転木馬のイベントに組み込むのは今年で一旦最後。また何年かしたら再開するだろうけど、ひとまず最後と言うことで総勢23名の大所帯の一大ツアー。ホントはもうお一人いらっしゃったのだけど、野田総理が解散!なんてこと言うモンだから急遽行けなくなった。仕事は大事。

 ウチのメインは「やんばるセンチュリーライド」という沖縄本島北部を一周するロングライド。これがなかなかタフなコースで、毎年ウチからの参加者はギリギリで完走はしている。それが今年は結果から言うと完走率は実に半分!敵は風。午前中の平坦な海岸線80数㎞がもの凄い向かい風!ほぼずっと強風で、時々ドワッ!と来る。お陰でペースが上がらない。

 大会実行委員長さんが朝の挨拶で仰っていた。この時期の沖縄は南風から北風に変わる頃らしく、かなり強い風が吹き荒れることも珍しくなく、また風が巻くことも多々あるらしい。まさにそれやん!初参加の女性陣をフォローしながら走ったのだけど、余りの風に平坦なのに10㎞/hを割ることもしばしば。

 お昼直前には軽く一山越えなければならないのだけど、その始まりがドコだったかすっかり忘れていて、「テンチョー、あのトンネルを抜けた先に坂道が見えるんですけど、もしかしてアレ・・・?」と聞かれるも、「いや、ちゃうでしょ」とテキトーな事を言ってしまう。F田さん、スンマセンでした。

 そう、トンネルを抜けると登りの始まりだった。タダでさえこの向かい風。それにプラス登りだ。誰にどうモンクをつけようがペダルを漕ぐしかない。笑うしか無い状況。ゆっくり、だけど確実に進んで行くも、時間はそれより早く進んでいく。オフィシャルのサポートカーが近づいてきて「回収車が来ますんで乗って下さい」。まさかまさかの午前中回収!?しかし、この状況では致し方なし。

 女性陣には悪いけど、ボクは回収されると困るのでそこから猛ダッシュ(自分比)。どうにか回収されることなく13時前、お昼休憩の「奥やんばるの里」に到着するも、ウチの先頭グループはとっくにリスタートしたみたいで姿が見えない。まぁ、そりゃーそうだ。しかし、それほど速くないハズ(失礼!)のヨッシーも居ない。奥様のうっちーによると、完走するために「なるべく休まない作戦」なのだそうだ。なるほど!確かにウチは休憩所で長居をしてしまう傾向がある。まだ周りに人が居るからと安心してしまうのだが、よく見るとウチの連中ばっかりだったりする。ちゃんと傾向と対策を練っているのだ。コレ大事。

 ウチからこのツーリングへの参加は全員で19名(内3名は翌日まで続く「本島一周」に参加)。そのうち、山ちゃん、N富さん、T中さん、木Mさん、H川さん、そしてヨッシーの計6名が先行していることになる。

 そうこうしているとダッシュしたときに抜いていった後続の人たちが到着。どうやら回収だけは免れた様子だけど、Eちゃん曰く「やったー回収や!と思っていたら回収車に素通りされてガッカリ」。ウム。そうかも知れない。

  さて、お昼ご飯は豚汁とカレーライス。温かい豚汁が美味しい!さぁお次はカレーなんだけど、なんと到着が遅すぎたのか売り切れ!ドッヒャ~!ここでしっかり喰っておかないと後半がキツイがな~と思ったところで無いものは無い。と思っていたら量は少ないもののなんとかありつけた。何がどうなって出来たのかワカランがまぁ、食べられたので良し。

 13時20分、疲れが見え始めている女性陣を引き連れ、これまたフォローに回ってくれているK本っちゃんと共にリスタート。後半はまだ90kmちょっと残っている。しかもほぼずっと山岳コース。ややペースを上げないことにはホントに回収されそう。ココからは午前中と向きがほぼ逆になるのでもの凄い追い風になるはず。と期待するが当然そんなに上手くいくはずはない。でも向かい風では無くなっただけまし。

 なんとか10kmほど走り、休憩ポイントの「楚洲共同売」に到着。この間はそれほど大きな登りは無かったけれど、みんな相当へばっている様子。次の休憩ポイント「安波共同売店」まで約15km。そこまで行けばFUN(ウチの奥さんです)がレンタカーでサポートに来てくれているハズだからそこまでガンバロー!と励ましになるのかならないのかわからないことを言って煙に巻きつつリスタート。

 この区間はややキツめの登りも有る。14時半過ぎ「安波共同売店」到着。後続組はまだ全員は着いていない。FUNもまだ。最後の足切り地点である「わんさか大浦パーク」までまだあと50kmチョイもある。足切り時刻は一応17時。つまりあと2時間ほどしかない。「間に合います?」とやや不安げなTちゃんに「イケル、イケル!」と返すも「出た!またテキトーや」と睨まれる。確かにこのペースじゃ無理やな。かなりキツそうな数人を残してリスタート。20km先の休憩ポイント「高江共同売店」を目指す。

 ややペースを上げたので、後続がちぎれてしまうがこれ以上は落とせない。K本っちゃん、のんちゃん、うっちーらと共に4人パックで走ることになる。下りでは先行するも登りで吸収される。途中、やや先行していたTBさん、Y井さんを抜く。15時40分過ぎ「高江共同売店」に到着。FUNに連絡。阿波でY子ちゃん、F野さん、Eちゃんを回収したらしい。H元さんはなんとか到着したとのこと。Tちゃん、A衣ちゃんもまだ頑張って走っているとのことだった。

 さぁ、足切りまで残り1時間で30km。トイレに行くか迷ったけど結局行かずに先程の4人パックでリスタート。とほぼ同時にY井さん、やや遅れてTBさん到着。

 K本っちゃんが「ここから先は確か基本的に下りなハズ」。そうか!K本っちゃんが言うのだから間違いない。ボクはてんで覚えていない。しかし!そんなに甘くなかった。きっちりアップダウンは続く。だんだんと小便がしたくなった。しかしお陰でペースが上がり、K本っちゃんらよりやや先行する。途中、とうとうヨッシーを捕らえる。暫く真横に付いて併走するも全く気がつかない様子なので「エライ速いやん」と声を掛けるとかなりキツそうな顔で驚かれた。スマン、しょーもないことで心拍を上げさせてしまった。

 160kmを過ぎて海岸線を走っていると綺麗な日の入り。あぁ、キレイなだなぁ~なんて言ってるヒマはない。もう足切り時刻の17時は過ぎている。結局17時20分頃に漸く「わんさか大浦パーク」に到着。ソッコーでトイレに駆け込む。フゥゥゥ~。さて、まだ足切りになって居なさそうだからこのまま走れば完走は出来るな、と一安心。トイレから戻るとK本っちゃんがのんちゃん、うっちーを連れて到着。急いでリスタートしたかったところだけど、皆のトイレ休憩を待って、チト補給もしてたら「タイムアウトで~す!回収車に乗って下さ~い!」と言われる。ヒョエェェェ~、ココまで来て回収かよ~。

 ど~しても走りたいヤツはゼッケンを外して自己責任で、ってことで、なんとか4人でリスタート。ヨッシーはどうなるのだろうか?奥様のうっちーは「そう言えば居ましたねぇ~、ホホホ」。ウーム素晴らしい(?)。

 ココからゴールの名護までにはもう一山越えなければならないのだけど、ボクはこの区間が結構気に入っている。モチロン最終区間だからと言うのも有るけど、山から山へ沢山の橋で繋がれていて、最後も大きな橋をダダーと下ると急に街中に出る。山の上からの名護の夜景(何故かいつも夜景)もかなりキレイ。

 名護をスタートしてから11時間半後の18時半、漸く帰って来られた。足切り時刻には間に合わなかったけれど、一応完走。FUNからの連絡によると後続組は全て回収されたらしい。結局、先行の5人とボク達4人の計9名が完走、10名が回収されたことになる。完走率が半分とは・・・。残念だけど、午前中のあの強風では致し方なしかな。

 さぁ、さっさとホテルに戻って風呂入って飯だ!まだホテルまで10km走らなきゃならないんだけどね。