入荷した箱を開けてビックリ!
エアクッションだらけ。ってかそれ以外に入ってんの?って感じ。
入ってた!せやせや、コレ頼んでたわ。しかしハンドルバー1本だけでこの箱ってなぁ。
学生時代の友人が来店。凄く懐かしいバイクで。
前職時代にオーダーしてくれたMTB。勿論当時は最新のハイスペック!
Eタイプのフロントメカですよ!Eタイプ!もはや知っている人さへ希少かも。
ってか、今時はフロントメカすら無い・・・(笑)
自転車倶楽部のシールが懐かしいッス。
このJUDY(フロントサス)、まだ動いてた!確かエラストマー式だったと思うのだけど、よくまぁヘタってないなぁとちょっと感動。
リングレ!これ、良くまわってすきだったんだわ~。
Vブレーキ登場したときは、2フィンガーでこれだけ効けばもうこれ以上のは要らんなと思っていたけど、1フィンガーで効くディスクに慣れた今となってはもう戻れんなぁ。カーボン製のブレーキブースターが泣かせる。何せシートステーが拡がってしまうんだわ。
猛牛の角のようなバーエンドバー。XCモデルの必需品だった。
イヤ~しかし、ホントにキレイな状態を保っていて感動した。
もし街で見かけたら追いかけて声を掛けたくなるレベル。
イイ物見せて貰ったわ~。感謝!
今日は第4週恒例のユルライド。恐らく年内は今日が最後。
今朝は思いのほか寒くて、夏の格好にウィンドブレイカーだけ羽織って行ったんだけどアカンかったわ。
今朝はまず淀川沿いに矢倉緑地まで行き、どこまでが河口でどっからが海なんだろうと悩みながら景色を眺め、
折り返して戻りつつ、色々スポットに寄り道。
まずは西島住吉神社へ。
そこから途中、「大野川緑陰道路」を通る。コレがなかなか快適で、自転車道と歩道がしっかりと分かれていて、それも上下線がしっかり分かれている。
この道路は
「激甚な公害によって汚染した大野川の延長6.2kmを埋め立てたあとに自動車道路(阪神高速道路「淀川右岸線」計画案の一部でもある)建設が構想されたため、中島水道・大野川緑地化推進委員会というという住民運動体が結成され、市当局の自動車道路化計画に対して、緑地公園計画化案を迫り、要求を実現させた。
道路整備の工事は、昭和46年度(1971)から昭和54年度(1979)にかけて行われた。散歩道として、健康づくりの場として親しまれ、区民にとっての数少ない憩いの場となっている。」(あおぞら財団のサイトより)
と言う道路。
アカルヒメが夫のDVに耐え兼ね逃避行して来てやり直したのでやりなおし神社とも言われているとか。
そして日本一(?)低いガードへ。確かに低い。制限高1.2mって!ウチの辺りのガードも低いけどそれでも1.7mは有る。
お次はドエライ低いところに設置された信号機。
それからそれからまた少し進んで、須賀の森公園の中にある巨樹を観に。
いや~デカイ!樹齢約600年とか。後醍醐天皇がなんちゃらと説明があった。
ガンダムとどっちがデカいんだろう?一つの幹から5本の大枝に分かれており、キングギドラよりスゲェなってハナシになり・・・。
最後は淡路要塞と呼ばれているらしい阪急線の高架工事現場へ。
確かに要塞のよう。総工事期間が20年!工事が始まった時にオギャ~と生まれた子が出来上がる頃には二十歳!
最後は城北公園に戻って終了。
約40㎞の中にてんこ盛りの見どころが有ったユルライド。次回はまた暖かくなってからなので、4月末かな。
ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
でもっていつも楽しいルートを考えてくれるカメちゃんに大感謝!
今日は定休の水曜日ですが、地元中学の職場体験の受け入れで通常通りの営業。
今月は大阪府警と連携して府下各地でウチの学生達が自転車の無料点検キャンペーンをやっていて、それがたまたま今日は回転木馬の有る旭区役所で。
なので、職場体験中の中学生たちを連れて行き、彼らの自転車の点検を学生たちにさせ、チェックされた不具合箇所を店に戻ってから各自整備。
その他、入荷整理やオーバーホールの手伝いやら朝から一生懸命頑張ってくれました。
明日も朝から夕方までやってます!
そう言えば、初めて職場体験に来た子どもたちは今どうしているんだろう?恐らくもう30歳は越えているハズ。元気にしていのかなぁ?
この連休は二日連続の朝ライド。
昨日は山々するはずが、一昨日の雨風で路面コンディションが悪く、危険度が高いって事で最初の万灯篭山だけで終わった。
で、昨日が山々の予定だったので今朝は軽~くにするはずだったのが、エエルートが有るので行ってみます?と言う甘い(?)囁きに負けて行ったら、なかなかの登りだったですわ~。久々参加の女性は余りの坂に笑いが止まらず「顔の筋肉が痛い」とか仰っていた。
朝から80㎞の1,400m up。
お天気は上々で風も無く、気温も程よく、サイコーのサイクリング日和。
だけど、昼からの仕事がシンドイですわ・・・。
今日は午後から月一の家庭裁判所業務の日。
自転車窃盗で補導され家裁送致になった少年少女を対象としたいわゆる更生プログラムの一環として自転車の専門家という立場から小一時間ほど話しをするのだ。
2014年の10月に初めて話しをした。
当時は何を話したらエエのかさっぱりわからず、調査官(という職種が有る事すら知らなかった・・・)とやり取りをしながら話すスタイルだった。
この講習は未成年者が対象なので必ず保護者も一緒に参加しなければならなくて、講習後は毎回、講習の感想文みたいなものを書いてもらって、それを控室で調査官と一緒に読み、どれくらい講習内容が届いているかを確かめる。
記録を見ると4回目からはもう調査官とのやり取り形式では無く、一人で喋っていたようだ。無駄話は得意だけど、ちゃんとした内容で1時間も人前で喋るのってホントに大変。
だから毎回しっかりと台本を作る。感想文を一種のフィードバックと捉えて毎回台本に手を入れる。それを毎月繰り返して十年。それだけ経てば話の内容も随分と変わっているんだろうなぁと思って古い台本を見返してみると、確かに今では話していない事とかも有るにはあるけど、大筋は全く変わっていない。
ただ、最初の方では少年少女たちにだけ語り掛けていたのが、ある時から意を決して(と言うほどの事も無いのだけど)保護者にも語り掛けるようになった。
ボクが子どもだった頃と比べると自転車は随分と安くなった。中古車でも1万円くらいはした覚えが有る。そう、いわゆる耐久消費財だったと思う。それが多分80年代後半くらいからな、ホームセンター等で扱われるようになり、ドンドンと価格は下がり単なる消費財、使い捨てみたいになってしまい、伴って「自転車くらい」となてしまっているのは否めなく、それが自転車窃盗にも繋がり、また保護者の意識も「自転車を盗ったくらいで・・・」という事になってしまっているのは理解できる。
けれど、やっぱりそうじゃない。ってか、ちょっと考えれば至極当然の帰結なんだけど、今やそれを言葉にして伝えないといけない時代になってしまっているのかも。勿論全ての人がってハナシでは無いけど、それにしても看過できないくらいの数にはなっている気がする。
ボクが喋ったところで何が変わるのかわからないけど、ほんの少しでも引っ掛かるようにボクなりには言葉を選び、表現を変えつつの十年。チィとは自分で自分を褒めてやってもエエと思う。オレ、頑張ってるやん!と。
昨日の定休日は恒例の小浜まで抜けるツーリングの下見に。
今まで大きく分けて3ルートほど有るのだけど、今回はまた全然別の新ルート。
出町柳から貴船口を通って芹生峠、能見(久多)峠、小入峠を経由するルート。
朝6時過ぎに自宅を出てまずは車で出町柳まで。そこからはたまたま帰阪していたチビ(と言うには180cmともう随分とデカいがまだ未成年なのでエエでしょう)に練習を兼ねて実走してもらった。
出町柳をスタートして京産大を過ぎる辺りまでは交通量が多く、だったらちょっと交通量が減ってくる市原駅をスタートにするか?と考えて行ってみたところ、路面電車の駅か?と言うくらいの小さな駅で、とてもじゃないけど十数人~二十人ほどが集まれるようなところじゃなかった。しかも結構細い道のドン突きに有る。入ってしまったでバックで出るしか仕方ない・・・。んじゃ、次の二ノ瀬駅はどうだ?と行ってみたが、どこから入るのかすらわからずじまいと言う始末。やっぱりスタートは出町柳だなと。
芹生峠は噂通りの難敵でかなりキツイ。そのくせ峠での見晴らしは無い。看板には「比叡山を望む」と有ったので、歩いて少し登れば見えたのかな?
能見峠はそれほどでは無いが、これまた見晴らしはほぼ無い。
で、最後に来るおにゅう峠がこれまたキツイ。まるでSDA王滝のよう。周りの木立が切れてきて空が近く感じられるようになって、もうすぐピークかなぁと思いつつ登っていると、向こうの山の上の方にガードレールが見えるじゃないか!でもきっとアレは別の道。なんてコトは無く、今のこの道から続いているのだ。
しかし、おにゅう峠での見晴らしはサイコーだった。
ここまで来ればもう後は日本海目指して下るだけだけど、道があまり良くないので若干怖い。しかも道が狭く離合困難。おにゅう峠の下りでは無かったけど、対向の軽トラがあまり除けてくれず、ドアミラーも畳んでギリギリまで左に寄せたら左前輪が側溝に落輪。たまたま上手くリカバリーできたけど冷や汗モン。
市街地に入ると交通量が増えるし道が増えてややこしいし。自転車で安全・快適に走るルートを探すのはちょっとした苦労。
ゴールはいつもの小浜食文化館。 ここには温泉が有るのでゴール地点に丁度良い。
で、結論。ウチのツーリングで使うにはかな~りキビシイ。そこそこ走れるチビの足でほぼ休憩なしで4時間チョイ。ウチのツーリングペースだとおそらく倍くらいかかりそう。ってコトでやるなら日帰りパターンでは無く、一泊パターンでやるときだな。
その後、フィッシャーマンズワーフへ移動し、店内の食堂でお寿司とみそ汁!と思っていたら無料サービスだったみそ汁が無い。メチャメチャ美味しくていつも楽しみにしていたのに。
帰路はいつもの一庫ダムからのルートを逆走して下見。
最後は一庫ダムへ直行せず、名月峠経由で道の駅くりの里へ。もし逆ルートで走るならゴールはくりの里の方が良いかなと思ったのだけど、平日の16時過ぎだったことも有り、お店はほぼ閉まっており、大体ここで解散となっても帰りにくいわなと言う事で却下。
そんなこんなで18時時過ぎに無事帰宅。車とは言え良く走ったわ。
一月ほど前の事、久しぶりに6770系アルテグラのバイクが入庫した。
レーム交換(載せ替え)のご依頼。
新しいフレームに全て載せ替えるので、元々付いていたパーツを一旦全て外し、綺麗に洗浄し、ついでにDi-2パーツのファームウェアをPCに繋いでアップデート。
御存じない方もいらっしゃるかもしれないけど、自転車もPCに繋がなければならない時代になっているんです。
シマノでは時々各パーツのファームウェアをアップデートするようアナウンスしているので、この6770アルテグラも何か得することがるのかどうか分からないのだけど、一応アップデートしておこうかなぁ、しといた方がエエんやろなぁと。
と・こ・ろ・が、ファームウェアをアップデートしたらDi-2が動かなくなってしまった。何かミスったか?勿論アップデート前には正常に動いていたのに。
どうにも解らないのでシマノにTELすると、
「アップデートしちゃいましたかぁ・・・」と。
古いモデルはアップデートするとたまにそう言う事が起こるらしく、本当はアップデートしないほうが良かったとの事。しかし、その情報はアナウンスされていないとか。そんなん頼むから先に言うといてェや!と思わず電話口で叫んでもうたわ。
なんでも、Di-2用のアプリ「Eチューブプロジェクト」のヴァージョン3がまだシマノのサイトから落とせるので、それをダウンロードしてそのヴァージョン3でやらなければいけなかったらしい。因みに今はヴァージョン5。そんなん知らんがな・・・。
そやけどアプリでは6770系と認識するねんから、アップデート出来んようにしといてくれたらエエがな、と素人考えでは思うのだがしかし、すべての個体で出来ないわけでは無いので・・・って事らしい。っちゅうか、アップデートする意味がそもそも無いんやったら「出来ません」でエエやん?
まぁうだうだ言うてもしゃーないので、なんぞ善後策は無いのか聞くと、一先ず違うセットからジャンクションAを持って来て交換してみて、アカンかったらバッテリーマウントを、それでもダメならデュアルコントロールレバーをとの事。
たまたま他にDi-2のバイクが有ったからエエけど、そう簡単には行かんで、普通。で、言われた通りまずジャンクション。駄目。ほんならバッテリーマウント。動いた!やったー!だけど、何故か右レバーでFメカが、左レバーでRメカが動く。まぁしかしそれは大した問題じゃない。あとで設定を変えれば良いだけ。動くようになったことが最も大事。つまりバッテリーマウントを交換すればOKってコトだ。
シマノにTELしてその旨伝えると、在庫は有るようなので、それを発注して下さいとの事。発注?買うの?ウチが?と尋ねると、「ええ、そうなります」だって。そら~無いわ。1000%無いわ。やったら駄目よと言われていたことをやってしまっての事ならいざ知らず、基本的にはアップデートをしなさいと言われていて、従順に従っただけ。その辺を丁寧にご説明差し上げてご納得頂き、無事に代替品が送られてきたものの、それを繋げても動かない。念のためという事でジャンクションAも送って頂いたのでそれも交換してみたがウンともスンとも言わない。
多分、ファームウェアのヴァージョン違いだと思うのだけど、またアップデートして壊したら困る。しかもそのヴァージョン3のアプリを開くと
と出て使えない。勿論今でもそう。シマノはそんなことは無いハズと言うけど。
そんなワケで、今度はシステム全部を一旦シマノに送って見てもらうことになった。最初からそない言うてくれたら良かったのに・・・。
2-3日で戻って来て、一先ず繋いでみたら動く!けどレバーの左右は入れ替わったまま。言うてあるねんからついでにやっといてくれよ~、気ィ利かんなぁ。
まぁEチューブプロジェクトに繋いで設定を変えれば良いのだろうケド、コレに繋いでくれと言われているヴァージョン3が使えない。ヴァージョン4をダウンロードして開いてみると、おう、コレは使えそうだけど、勝手に繋げてまた動かなくなると困るのでこれまたシマノに確認を取る。
そうそう、ヴァージョン4を落とそうとシマノのサイトに行くと
こんな注意喚起がされていた。前に見た時には無かったのになぁ(笑)
ヴァージョン4で設定を変えるのは問題無いがくれぐれもアップデートしないで下さいとの事。分かっとるわい!とは叫ばず、そうですね、承知しました、と応える。大人だもん。
そんなワケで漸く元通り無事に動くようになったのだけど、結局1ヶ月近く掛かってしまった。シマノは16時までしか電話に出てくれないし、モチロン土日は休みなので、これらのやり取りがすぐに1週くらいかかってしまうのだわ。流石にこの件に掛かりっきりになるわけにもいかず、他の仕事もやりつつだと、ついつい16時を回っていたり、それが金曜日だったりするともうアウト!
Di-2さへ動いてくれればもうあとは楽チンかというと、案外そうでも無く、Di-2ケーブル内装に非対応のフレームなので、チョイチョイと特殊工作が必要だけど、まぁそれはDi-2が動かないことに比べるとカワイイものだわ。
バッテリーマウントもアルミ板で作製してそれなりの位置に。ジャンクションAからのケーブルは何とかダウンチューブに内装して、ジャンクションBからは外通ししか仕方が無いけど、割合スッキリ。
そんなこんなで無事に完成。勉強になりました!