Archive for the ‘展示会・セミナー’ Category

展示会シリーズPart9 ZETT編

土曜日, 9月 21st, 2013

ハイ、お次はZETTです。シクロクロスのアーサーは基本的に殆どのモデルが2013シーズンからの継続。価格も据え置きとなかなか良心的。そんな中にあってコチラはニューモデルX-Control CC-1。ディスクブレーキが解禁になったので、それに合わせて。

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シクロやロードの場合、リアのローターが140mm、フロントローターは160mmが標準。MTBでもごく一部のXCバイクでは有るけれど、基本は前後とも160mm。MTBに比べてタイヤが細いのでそのグリップ力だとこれくらいのフレームで剛性的にはOKなんだろうか?

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ブレーキキャリパーはメカニカルながら対抗2ピストンのTRP。

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トライアスロンに特化したシーポも取り扱っている。

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こんなバイクにもディス久化の波はおそってくるのだろうか?

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展示会シリーズPart8 AKI編

土曜日, 9月 21st, 2013

18日は朝からAKIコーポレーション、お次はZETT、最後にライトウエェイプロダクツ。

まずはAKIから。

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コレ全然カンケー有りません。ウチのバカボンです。この記事を書き始めたときにまたアホな格好で帰ってきたのでパシャ!

さて、気を取り直してAKI取り扱いのKONA。一昨年2011シーズンからずっと取り扱いを検討しているKONA。昔から好きなブランドだったんですが、なかなか良いチャンスが無くてズルズル。2014シーズンこそは!

そんな中でも気になったのがコイツ、EXPLOSIF。

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一見、なんの変哲もない感じのバイクだけど、凄く真面目に作られています。税抜き¥213,000-とそれなりにしますが、ホンキで山遊びをするなら超オススメ出来る一台。

フレームはレイノルズ520クロモリ。ホイールは27.5インチ(650B)。リアドロップアウトはΦ12mm×142mm幅のスライディングタイプなのでシングルスピードにも対応可!

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ヨーク部は太めのタイヤとチェンリングの逃げを両立させるために左右非対称で、右側はギリギリ薄く作られている。

個人的にはコメンサルのスーパーノーマル650BかEXPLOSIFか悩ましいところ。もしかするとコッチの方がチト勝ちかも。

 

コチラはエントリーモデルながらちゃんと作り込まれているなぁと感じられるLAVA DOME。コレで税抜き¥72,000-は安い!29erトレールバイクの入門機にちょうど良いのでは?

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お次はクロモリフレームのHONZOとその弟分で、アルミフレームのTARO。

コチラがHONZO。

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で、コチラがTARO。

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2013シーズンにフレームがリニューアルされてからずっと気になっているモデル。下りを楽しむ29erハードテイル。先に紹介したEXPLOSIFの29erバージョン。というか、EXPLOSIFがこのHONZOの27.5インチバージョンと言うべきかな。

コチラは潔くフロントはシングルです。やや寝かせ目のヘッドアングル、低めのBBに低めのスタンドオーバーハイト。コレにリアはΦ12mm×142mmのスルーシャフト。そして29×2.4と充分なエアボリュームのタイヤ。テクニカルなシングルトラックでもこいつ等なら難無くこなすでしょう!勿論ライダー次第では有るけれど・・・。

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HONZ0はスライディングタイプのドロップアウトでシングルにも対応。タローは通常のストドロ。この辺りは価格とのバランスでしょうな。因みにHONZ0は¥200,000-でTAROが¥143,000-(税抜き)です。

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で、コイツが上記モデルの26インチバージョンって所ですな。SHRED。

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コチラは確か通常の135mm幅だったと思う。何となく旧コメンサルのパスタを彷彿させる佇まい。この完成度で¥95,000-です。

好みや予算も有るだろうけど、ざっくり言って、SHRED、EXPLOSIF、HONZO(或いはTARO)の順に、S,M,Lって感じ。いずれも下りを楽しむトレイルバイク。

 

最後にコレ、WO!サーリーのPUGSLEYみたいなファットバイク!

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タイヤは26×4.0と超FAT。

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BBも100mmと超ファット!

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コレだけハードテイルが充実してるブランドも今やそうは無いですよ。ん~イイなぁ、KONA!やるか?

展示会シリーズPart7 カワシマ編

金曜日, 9月 20th, 2013

さて、11日のお休みはアサイチでパールイズミ、昼からカワシマサイクルサプライ、最後にジャイアント。

パールでは来期のSS(スプリング&サマー)モデルの展示会だったのですが、もっぱらチームジャージ(パンツ)の件で打ち合わせしてたら時間が掛かってしまい、来期のSSモデルの発注はチョロっとだけ。こんだけ長居してオーダーはコレだけかい!と怒られそうなくらいチョビっとだけオーダー。

アパレルって難しいんですわ。結局昨年の今頃にオーダーした今年のSSも結構売れ残ってるしね。

あ、そうそう、すっかり忘れていたんですがSSモノのクリアランスセールやります。なるべく安くしますんで買って下さい。お願い!

と言うわけでパールは写真が有りません。

で、昼からカワシマ。

最近またMTBでもチューブラーが出てきてます。昔いっとき有ったんですけど、すっかり絶滅したと思っていました。いや、多分一度は絶滅して最近また復活したんでしょうね。チャレンジから29erです。

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どっちかというとレース用ですね。トレイルで使うにはチト面倒かな。

隅っこの方にこんなん貼ってありました。

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ヘェ~、ライトウェイじゃなくなちゃうのかな?ウ~ム。

こちらフィジークの新作「コックピット」。つまりハンドルやステムです。ついでにシートピラーも。

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どういうコトか?というと、なかなか良く考えていてオモシロイ。フィジークのサドルで腰や背中の柔軟性で選ぶシステムがあるでしょ、アレと連動させてるんです。つまり体が硬い人は深い前傾姿勢はキツイので、バーの上を持つことが多いから、そのようにデザイン。柔らから人にはドロップ部も持ちやすいようにデザインされているわけです。

硬い人はブル。

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有る程度、下ハンは無視したデザイン。で、そんなブルさんのサドルはアリアンテ。

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真ん中くらいの柔軟性の人はカメレオン。

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そんなカメレオンさんのサドルはアンタレス。

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で、柔軟性の高い人はスネーク。

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しっかりと下ハンを握れるデザインで、そんなスネークさんのサドルはアリオネ。

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ってな具合です。必ずしも正解とは言えないのかも知れないけれど、ひとつの指標にはなりますよね。コレもひとつの考え方ですな。

コチラはピナレロのTTマシン。

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カッコエエ!けど、なんちゅうか・・・。

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ミサイルのようなボトル。確かに合理的。サドルはこィジークの新作でTT用らしい。

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もうひとつ意欲的なサドル、29er用のTHAR(なんて読むのか忘れた・・・)

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どの辺りが29er用なのかというと、29erはシートアングルが寝ていることが多いらしく、その為グッとサドルを前に出せるようにレールをギリギリ長くしているとのこと。ふ~ん。

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で、この後ジャイアントに行ったのですが、終わり時間を間違えていて30分ほどしか居られなかった。なので写真が無い。ラインナップがエライことになっていた。全く新しいシリーズも増えていて、コリャー覚えきれんな~。

展示会シリーズPart6 ラレー編

木曜日, 9月 12th, 2013

いつもつい長居をしてしまうアラヤ工業。Nさんの頑張った話しを伺うのが好きなんです。このバイクはこれに拘ってます、と色々とお話しをして下さるので、こちらも勉強になる。所謂マニアですな。案外少ないんですよね、業界人でもマニアって。まぁ、マニアじゃなくても商売にはカンケー無いですから。

そんなアラヤから今年はディアゴナールが登場。昨年のフェデラルといい、このディアゴナールといい、上手く現代語訳出来てるよなぁと感心しきり。

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解説しよう!ディアゴナールとは、フランス発祥のツーリングコンペティション。

ウィキによると「ディアゴナールは、フランス語で「対角線」を意味し、フランス全土の対角線にあたる九つのルートを制限時間内に走る長距離サイクリング(ディアゴナール・ド・フランス=Les Diagonales de France)を指す。ブルベの一つ。またかつて、これにちなんだ自転車の商品名があり、自転車の一形態を表す名称とみる向きも存在する。」

そう、まさしくそれを商品名(車種名)にしたのだ!

と言ってこのアラヤが初というわけでは無く、オジサン世代には懐かしいブリヂストンの「ユーラシア」シリーズでつとに有名。ウィキを読んでいるとかのルネルス(ルネ・エルス)でも同名のバイクが有ったらしい。

ざっくり言うとスポルティフなのだろうけれど、当時の「ユーラシア」シリーズには別にスポルティフと言うのが有った。細かく言うとランドナーとスポルティフの間って感じ。一概には言えないけれど、タイヤサイズで言うと、ロードは23C、スポルティフは25C、ディアゴナールは28Cと段々とタイヤが太くなる。つまり、荷物の量が増えていくのでタイヤも太くなる。

という蘊蓄はさておき、今回のこのアラヤのディアゴナール、コストパフォーマンスはかなり高い。
しかもオプションとはいえ、フロントキャリアやサドルバッグサポーターも用意されている。

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ちゃんとドロヨケ付きってのが嬉しい。個人的な好みで言えば、分割タイプのドロヨケより完全に繋がっている方が好きだけど、そうするとブレーキもセンタープル(もしかして殆ど死語?)かカンチになってしまうからなぁ。因みにユーラシアはカンチだった。

 

かつて一世を風靡したマディフォックス。復活した頃は取りあえずラインナップしてるよ、って感じのバイクだったけど、何年か前に受注生産で本気のフルリジッドMTBを出して以来、アラヤらしいフルリジッドモデルを出している。

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勿論650Bサイズ。リムはこのために開発されたディスクブレーキ専用のDM-650。真面目でリーズナブル。大人のMTBって感じです。昔MTBに憧れていて、今は小遣いも少ないけど、ちょっと気持ち的に余裕も出てきたお父さんに。或いはちょっと昔な感じのMTBが好みの若い衆にも。税別ですけど¥85,000-は良心的だと思うのだ。

 

で、最も興味を引かれたのはコレ。おっさんホイホイですな。

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レイノルズ531で組まれたクラシックなロードフレーム。531と言っても以前にラレーブランドのレコードエースでやった時は正真正銘イギリス産のホンモノだったらしいですが、今回は最近のOEM品のパイプ。それも今は前三角分しか生産していないとか。

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このステッカーもわざわざこのフレームの為につくったのだとか・・・。素晴らしいです。

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ピンぼけでスミマセン。ヘッドラグのメッキもキレイです。シートラグのメッキなんか泣かせます。シートラグの後ろまで磨くのって大変なんです。国内でもなかなかやってくれません。

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フォークも昔の丸フォーク。最近のしか知らない人には何だか重たく見えるでしょうね。確かに重いけど(笑)

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BB裏の肉抜き。やるなぁ!

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ドロップアウトもストドロ(ストレートドロップアウト)では無く、ちゃんとロードエンドですわ。確かに最近の工作精度ではストドロでエエんですけど、やっぱりねぇ。写真では調整ネジが付いていませんが、ちゃんと付くそうです。今時あのネジだけでも貴重です。チネリのスーパーコルサなんかでも付いてなかったりしますから。流石です。脱帽。

展示会シリーズPart5 ミューラー編

日曜日, 9月 8th, 2013

クロモリがメインのミューラー。チビーズマシンも本気です。

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ミューラーのスタンダード、MF853。レイノルズ853パイプをロウ付けで組まれたフレーム。Tig溶接ヴァージョンのMT853ってのもある。なんせキレイですわ。そんでもってなんかホッとさせられるバイクですな。

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こちらはラグヴァージョン。オジサンはやられてしまいます。今や装飾品以外の何者でもないラグですが、やっぱり有る方が好きですわ。しかし、好みの分かれるところだろうけど、コレはやややり過ぎ?イヤイヤ、有りでしょう。

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どーです?このヘッドラグ。

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ニューモデルのMBS。クロモリスパイラルチューブを使ったMTB。ホイールは650B、乗ってみたい!
だからなんとかして試乗会で借りられるようにしようと思っている。

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もしかしてカンチ台座が付けられるのかな?

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このサンプル車に使われていたドライブトレインはスラムの「1×11」
リアスプロケットのローはなんと42T!スゲェー!

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ウーン、コレも使ってみたい。フロントシングルの潔さがシビレル。

展示会シリーズPart4 シマノ編

日曜日, 9月 8th, 2013

最近は雑誌やwebなどで先に情報が入っていることが多いので、それほどワクワク感は無いけど、でも現物を見ることが出来るのでそれなりに期待感は有るシマノの展示会。

では目に付いたコトをズラズラと列記

・MTBのチェンホイールに40T/30T/22Tのトリプルが登場。
そうやねん、最近はリアが大きくなった分、フロントインナーが24Tになっていたのだけど、やはり29erでは22Tが欲しかった!

・前身の600から最新までのアルテグラのロゴ。
新しいアルテグラの説明で一瞬だけ映された映像なんだけど、オジサンは食いついちゃった。

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と、ここまで書いたら古いカタログが気になって引っ張り出して眺めていると、コリャー皆さんにもお見せしたいと思い、ひたすらスキャン。で、その画像を整えていたら段々飽きてきた。目がチラチラするし。
なので、また近いうちにその成果は披露する事にして先に進もう。全然本題とちゃうことやし。

105でエアロロード用のリアブレーキが登場。

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注目はロード用の油圧ディスクブレーキ。
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こんな感じで途中で繋ぐことも出来るようです。
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DEOREのくせに(失礼!)なかなかカッコイイじゃないか。

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XTRはマイナーチェンジ。
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ブレーキレバーがカーボンコンポジットになってより軽く。

BBは新しいデュラエースやアルテグラのようにコンパクトに。
このBB、クロモリフレームには良く似合うんです。
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と、目に付いたのんだけチラッとご紹介でした。

展示会シリーズPart3 KOGA編

土曜日, 9月 7th, 2013

カッコイイのは沢山有ったのだけど、何と言っても気になったのはパネル展示しか無かったコレ。

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サンプルが無かったのは残念だけど、気になって気になって仕方が無くって、結局オーダーを入れちゃった。

シクロクロスとMTBの29erを合体させた感じ。KOGAによると・・・、
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ってことらしい。

イメージはこんな感じ。
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オススメのアッセンブルはラウターワッサー型ハンドルバーに、チェンデバイスを組み合わせたフロントシングル。
バックスィープ角の大きなストレートハンドルでフルリジットの29er風ってのもオモシロイかも。

イメージ写真のアッセンブルではフロントにシュワルベ・サンダーバード29×2.1、リアには同スーパーモト29×2.3を履かせているらしい。コレだけのボリュームのタイヤがはまれば充分楽しめそうだね。

コレだけかよ!と言われるかも知れないけれど、グッと心を捕らえられたんで、とにかくコレだけピックアップってコトで。

展示会シリーズPart2 BMC編

土曜日, 9月 7th, 2013

以前一時期取り扱っていたのだけど、最近はご無沙汰のBMC。
それでも毎年しっかりと発表会にだけは足を運んでいる。
しかしまぁ、凄いことになってますね。
世の中エアロ全盛なんですね。そんなワケでタイムマシーン。
こちらはセカンドグレードのTMR02。

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細いシートステイ。2014シーズンのトレンドとして、勿論エアロ効果を狙ったのも有るけど、軽量化に寄与するためにチェンステイ下にブレーキを持ってきているのをよく見かけた。昨今のカーボンフレームの技術の高さにより、シートステイを無くしてチェンステイだけでも充分な剛性が出せるようになってきているらしい。でもUCIのレギュレーションでシー^トステイは必要なので、飾り程度に付けているのだけど、そこにブレーキを付けるとなるとそれなりにまたそこに剛性を持たせなくてはいけなくなる。剛性を持たせるには必然的に重量も増えてしまう。だから元々高剛性なチェンステイに。

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こちらはトップモデルのTMR01。エライことになってる。

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わかります?フォークの内側にブレーキが半内蔵されているんです!
メンテナンス、面倒くさそう~。
リアも、ホレこの通り。

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昔話になっちゃうけど、シマノがaxシリーズを出した頃、クロモリフレームでこんなのをやっちゃった工房が有ったなぁ。
LEVELだっけかなぁ~?

展示会シリーズpart1 コメンサル編

金曜日, 9月 6th, 2013

こないだの水曜日は展示会ラッシュでして、
いろんなブランドのニューモデル発表会がありました。
おかげで朝早くから夕方遅くまでアッチに行ったりコッチに行ったり、大忙し。
今回は珍しく写真を沢山(ボクにしては)撮ったので、ちょろちょろっとご紹介。

まずはコメンサル。
だんだんと下り色が強くなってきて、日本のトレールで楽しめそうなバイクが随分と減ってしまった。マックスも今年は「エンデユーロ」を強調していたらしい。昨今ヨーロッパで主流の「エンデューロ」ってのは、なんというかダウンヒルマラソン的な乗り方のこと。昔有ったMeta666などはまさにそういうバイクのはしりだった。

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コレ、まだ在庫有りますんで欲しい方、50%OFF!なのでお早目に(笑)

そんな中に有ってもスーパーノーマルは健在。
2014シーズンは650B(27.5インチ)もラインナップされて、カラーもとうとう(?)ホワイトでは無くなった。まぁね、ホワイトじゃなきゃいけないってワケじゃ無いんだけどね。
勿論フレーム売りも有ります。 

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写真のXSサイズは従来と同じ形に見えるけど、他のサイズは2014シーズンの「エンデューロ」な形になった。つまりサイズが650Bになっただけでは無くて、フレーム自体が新しいのになっている。
無題 

カタログの解説にもちゃんと「エンデューロ」と書いて有った。

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BBも26と29erはBB30の規格だったのが、通常のネジ切りタイプに戻っている。実際問題として個人的にはこっちの方がイイ。BB30の効用というのを眉唾的に感じてるんで。

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26インチと29erはそのまま継続。というか、本国のサイトを見る限りは出ていない。
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それと、スーパーノーマルにチタンフレームが登場。サンプルは来ていなかったので、カタログ写真のみだけど、こんなんです。ti
うたい文句は

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「初代のスーパーノーマルの形状を復刻させた」と有るけどどこがどう復刻なのかよくワカラン。
因みにコレが本当に最初の初代スーパーノーマル。
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ついでにチタンつながりで、Meta HT Titan。
2013シーズンまでラモーンズと呼ばれていたモデルが、2014シーズンからはMetaの仲間入りし、Meta HTという新しい名前が与えられた。それのチタンヴァージョンですな。

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だけど、コイツはたぶん生産されないだろうとのこと。貴重なモデル。

「Meta」って名前、初めて出てきた2005年頃はどちらかというとXC~トレイルって感じだったのが、昨今すっかりオールマウンテン~エンデューロになっちゃいましたねぇ。まぁ2005年頃にはこれらのカテゴリー(のネーミング)自体がはっきりとは確立されていなかったわな。
そんなワケで先述のラーモンズ改めMeta HTのクロモリヴァージョン。

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フレームは2013シーズンとはまた若干違う。ホイールサイズも650B。ドロッパーポストが標準装備。コレはイイ!
因みにラモーンズクロモリのフレームは2013シーズンのものがそのまま継続で有る様子。そのままなので26インチ。これもたぶん日本だけ。
勿論アルミモデルもMeta HT ALとして650Bで健在。トップモデルの1~4までの4グレード展開の予定。Meta HT AL4は完成車で10万円チョイとなかなかリーズナブル。

エントリーモデルのエルカミノシリーズも650Bになってしっかりと「エンデューロ」です。

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エルカミノMD3ではなんと4色展開の予定。

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これ以外にイエロウとピンクがある。
で、これまた日本だけの展開だと思われるけど、エルカミノVB26。日本ではまだまだ26インチが必要だとボクは思うな。メーカーというか業界の戦略で29er、650Bとそればっかりになってきているようだけれど、体格や乗り方に合わせて選べるようになったと思えばいいんじゃないかな。

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ジャンプ系のアブソルート。2013シーズンのラモーンズALから始まったステルス・ケーブル・ルーティン形状のトップチューブが採用されている。
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侮れないのがキッズモデル。
2013シーズンからかなり本気だったのだけど、更に本気度が増しました。
マックスは昔から言うてました。子供のころからちゃんとしたバイクに乗ることが大事だと。そのために初期のコメンサルではキッズ用にという思いも込めてBMXのラインナップが沢山ありました。
そんな熱い思いで作られた20インチ。
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で、さらに24インチになるともうMetaAMですわ。
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気持ちはワカルけど、20インチが約30万円、24インチが約35万円。ウ~ム。

シティモデルが充実していた。
2013シーズンも人気だったアップタウンにクロモリモデルが登場。なんていうか、クルーザーって感じかな。わざわざドロヨケが付いている。嫌な人は外せばいいので、なかなかこれは嬉しいかも。

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その他、アシッドはスーパーノーマルみたいなカラーになったけど、健在。コレ、カッコイイのだけどなぁ、なぜかあまり売れない・・・。アップタウンのアルミモデルもちゃんと頑張っている。

 

e:iテクノロジー

木曜日, 3月 7th, 2013

昨日はラピエール等を取り扱う東商会の展示会。
この頃は冬にも展示会がしょっちゅうあるんだよなぁ、ブツブツ・・・

目玉はコイツ。e:iテクノロジー

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何が目玉かというと・・・

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このコンピューターで、

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コイツを制御。

どういう事かと言うと、ラピエールの宣伝文句を引用するとこうなる。

「例えば貴方の愛車が、地形を分析して貴方にとって最適なサスペンションの減衰力を選ぶとしたらどうだろうか? 想像することが難しく、にわかに信じられないだろう。
しかし、ラピエールはその夢のような機構を実現することができた。5年間に及ぶ開発とテストによって完成したe:iショックは、ライダーの要求を満たすための革命といえる。
このe:iショックテクノロジーを搭載したラピエールのMTBは、電子制御により常にリアサスペンションが最適な位置にあり、路面の状況やスピードなどに合わせて最適な挙動を示すだろう。」

もっと簡単に言うと、フロントサスの挙動とケイデンス、スピードからリアサスの動きを最適化する、ってこと。

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これがセンサー。

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手元スイッチ。

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またまた引用。

想像以上の鋭い反応性電子制御によるリアショックの調整プロセスは、時速36kmで走行していたとして、フロントフォークの挙動とケイデンスセンサーをコンピュータで感知分析し、リアショックを最適なセッティングへ導く。この一連の動きはおよそ0.1秒で行われる。」

なんだか宇宙刑事シリーズの変身シーンの解説みたい。

エライことになってきたなぁ。