ニューフレームでは有りません。
試乗車に使っているFUNのバイクをお色直しした。
今回は再塗装だけでなく、新たにインストールする新しいデュラのDi-2用にフレームを工作。
元々はメカニカルで使っていたフレームなので、使わなくなっていたアウター受け等を除去。
そして、電装ケーブルを内蔵出来るようにして、バッテリーも左チェンステイ下に取り付けられるように。
コレでまた近いうちに試乗車を作るので、是非乗ってみて下さいね!
ニューフレームでは有りません。
試乗車に使っているFUNのバイクをお色直しした。
今回は再塗装だけでなく、新たにインストールする新しいデュラのDi-2用にフレームを工作。
元々はメカニカルで使っていたフレームなので、使わなくなっていたアウター受け等を除去。
そして、電装ケーブルを内蔵出来るようにして、バッテリーも左チェンステイ下に取り付けられるように。
コレでまた近いうちに試乗車を作るので、是非乗ってみて下さいね!
気持ちの良い休日明けの木曜日。トイレ掃除にはうってつけの午前中だ。
そんなトイレ掃除の最中に荷物が届いた。
「スマナイけど、コッチに伝票持ってきてくれる?」
ボクはトイレ掃除中で靴底がびしょ濡れだったので出たくなかったのだ。
そう言うと宅配便のおニィさんが「シマノさんから24個口来てるんですけど・・・」
24個?!思わず便器に顔を突っ込みそうになった。
そんなに何を発注したんだ?オレは、と記憶を辿るも思い当たらない。
24個、24個、24個・・・・とブツブツ言いながら、仕方がないので靴の裏を一旦雑巾で良くぬぐってトイレを出た。
おニィさんはドンドンと降ろしている。
そして「まだあるんですけど、積みきれなかったんでもっぺん来ますわ」と去っていき、暫くして戻ってきた。
やれやれ一体何なんだい?誰かの嫌がらせか?
降ろされた荷物でウチの玄関は完全にふさがれてしまっている・・・。
全くなんてこったい、ホントに24個も有りやがる。
コレは何かの間違いに違いない。
こんな量の発注をした覚えは全く無い。
いくらボクでも流石にこんな量の発注を忘れるワケが無い。
一体、中身は何なんだ?
おそるおそる開けてみた。
タイヤが1本・・・。
OK。これはタイヤだ。
となると、恐らくこれらは全てタイヤだ。
確かに先日の展示会で発注はしていた。
しかし1本ずつ箱に収められて送られてくるとは想定外の出来事だった。
普通ならチョイと大きめの段ボール箱にギッシリ詰め込まれて来るところ。
例えこのサイズの箱しか無かったにしろ一箱に2-3本は十分入るだろうに。
流石はシマノ。やることが違う・・・。
24個の段ボールを全て開けるだけでも結構な手間だった。
開ける方の身にもなってくれよ。詰める方も手間だったろうけど。
全て開けて潰してもコレだ。やれやれ・・・。
かなり久しぶりに全く仕事用の無い休み。街に出たついでに大きな本屋さんに寄って心ゆくまでブラブラ。本屋さんは落ち着いてて良い。ちょこっと手にとってパラパラめくってフムフム。また違うのを手にとってフムフム。
そんな感じでブラブラしていたらなんと自転車本のコーナーが!今更驚くことでは無いのかも知れないけれど、めったに外に出ないボクとしては驚きの事実。さほどに自転車は流行っているのだなぁと再認識させられた。なのに何故儲からない?とそんな疑問はさておき、何冊か眺めてみる。
メンテナンス関係かコース関係の本が多い中、ちょっとエンスーな本を発見。ムムム・・・なんか面白そう。と言うわけで3冊ほど仕入れて来ました。
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とにかく写真が綺麗です。読まずに眺めているだけでも良いくらい。
確かに自転車のパーツって綺麗なの物が多いと思う。
だからこんな本が有っても不思議では無い。
資料としても面白い。
上記と似たような感じだけど、もっともっと著者の個人的思い入れが詰まった文章が良いです。
資料的というよりは読み物ですね。
これら以外にも回転木馬の開架図書には自転車小説やバイシクルクラブ誌(現在とは全く違う雑誌だった)の随分と古いバックナンバーやニューサイクリング誌のこれまた古めのバックナンバー、サンジェの本、カンパニューロの本等の自転車関連の他、何故か特撮ヒーロー関係の本、ソフィーマルソーの写真集!も、いつでも読めるようにしています。
夏には入荷してたLeon、漸く組み上がった。
どんな感じに組み上がったのかはコチラに詳しく載せたので、ココでは割愛。
早速近場のホームコースを走ってきた。乗り味は期待通りのしっとり系。登りでは粘ってくれる感じがするし、階段状の下りでも突き上げは少ないので抑え込むような乗り方はしなくてもイイ。その辺りのことは今までイロイロとプロトタイプにも乗ってきているので、大きな感動は無い。けれど、やはり漸くプロダクトアウトしたことやそれに今乗ってるんだなぁという感動は結構有った。
そんなフレームの乗り心地よりも今回の主眼は変速システム。
今回はこのフレームの汎用性の高さをわかりやすい形で具現化したかったことも有って、敢えて内装変速システムを採用した。内装の11段変速。ギア比はほぼ問題はない。舗装路の下りでブン回すときにトップ側がちょっと物足りないけど、なにもそんなにブッ飛ばす必要はない。
敢えてちょっと気になったことを上げると、トップ側への変速が若干遅い事とフリーの回転の重さ。元々がスポーツバイク用のパーツでは無いのと内装変速システムであることを勘案すれば致し方ないのかも知れない。それから、わかってはいたことだけど担ぐときに後側が重い。完成車重量としてはペダル込みで13kgを切っているので決して重たい部類では無いけど、バランスの問題。とは言え、どれもちょっと気を使えば問題のないレベルの話し。
これからまた違った問題も出てくるのかも知れないけれど、当分楽しめそう。
今年も走った、ツール・ド・おきなわ。回転木馬のイベントに組み込むのは今年で一旦最後。また何年かしたら再開するだろうけど、ひとまず最後と言うことで総勢23名の大所帯の一大ツアー。ホントはもうお一人いらっしゃったのだけど、野田総理が解散!なんてこと言うモンだから急遽行けなくなった。仕事は大事。
ウチのメインは「やんばるセンチュリーライド」という沖縄本島北部を一周するロングライド。これがなかなかタフなコースで、毎年ウチからの参加者はギリギリで完走はしている。それが今年は結果から言うと完走率は実に半分!敵は風。午前中の平坦な海岸線80数㎞がもの凄い向かい風!ほぼずっと強風で、時々ドワッ!と来る。お陰でペースが上がらない。
大会実行委員長さんが朝の挨拶で仰っていた。この時期の沖縄は南風から北風に変わる頃らしく、かなり強い風が吹き荒れることも珍しくなく、また風が巻くことも多々あるらしい。まさにそれやん!初参加の女性陣をフォローしながら走ったのだけど、余りの風に平坦なのに10㎞/hを割ることもしばしば。
お昼直前には軽く一山越えなければならないのだけど、その始まりがドコだったかすっかり忘れていて、「テンチョー、あのトンネルを抜けた先に坂道が見えるんですけど、もしかしてアレ・・・?」と聞かれるも、「いや、ちゃうでしょ」とテキトーな事を言ってしまう。F田さん、スンマセンでした。
そう、トンネルを抜けると登りの始まりだった。タダでさえこの向かい風。それにプラス登りだ。誰にどうモンクをつけようがペダルを漕ぐしかない。笑うしか無い状況。ゆっくり、だけど確実に進んで行くも、時間はそれより早く進んでいく。オフィシャルのサポートカーが近づいてきて「回収車が来ますんで乗って下さい」。まさかまさかの午前中回収!?しかし、この状況では致し方なし。
女性陣には悪いけど、ボクは回収されると困るのでそこから猛ダッシュ(自分比)。どうにか回収されることなく13時前、お昼休憩の「奥やんばるの里」に到着するも、ウチの先頭グループはとっくにリスタートしたみたいで姿が見えない。まぁ、そりゃーそうだ。しかし、それほど速くないハズ(失礼!)のヨッシーも居ない。奥様のうっちーによると、完走するために「なるべく休まない作戦」なのだそうだ。なるほど!確かにウチは休憩所で長居をしてしまう傾向がある。まだ周りに人が居るからと安心してしまうのだが、よく見るとウチの連中ばっかりだったりする。ちゃんと傾向と対策を練っているのだ。コレ大事。
ウチからこのツーリングへの参加は全員で19名(内3名は翌日まで続く「本島一周」に参加)。そのうち、山ちゃん、N富さん、T中さん、木Mさん、H川さん、そしてヨッシーの計6名が先行していることになる。
そうこうしているとダッシュしたときに抜いていった後続の人たちが到着。どうやら回収だけは免れた様子だけど、Eちゃん曰く「やったー回収や!と思っていたら回収車に素通りされてガッカリ」。ウム。そうかも知れない。
さて、お昼ご飯は豚汁とカレーライス。温かい豚汁が美味しい!さぁお次はカレーなんだけど、なんと到着が遅すぎたのか売り切れ!ドッヒャ~!ここでしっかり喰っておかないと後半がキツイがな~と思ったところで無いものは無い。と思っていたら量は少ないもののなんとかありつけた。何がどうなって出来たのかワカランがまぁ、食べられたので良し。
13時20分、疲れが見え始めている女性陣を引き連れ、これまたフォローに回ってくれているK本っちゃんと共にリスタート。後半はまだ90kmちょっと残っている。しかもほぼずっと山岳コース。ややペースを上げないことにはホントに回収されそう。ココからは午前中と向きがほぼ逆になるのでもの凄い追い風になるはず。と期待するが当然そんなに上手くいくはずはない。でも向かい風では無くなっただけまし。
なんとか10kmほど走り、休憩ポイントの「楚洲共同売」に到着。この間はそれほど大きな登りは無かったけれど、みんな相当へばっている様子。次の休憩ポイント「安波共同売店」まで約15km。そこまで行けばFUN(ウチの奥さんです)がレンタカーでサポートに来てくれているハズだからそこまでガンバロー!と励ましになるのかならないのかわからないことを言って煙に巻きつつリスタート。
この区間はややキツめの登りも有る。14時半過ぎ「安波共同売店」到着。後続組はまだ全員は着いていない。FUNもまだ。最後の足切り地点である「わんさか大浦パーク」までまだあと50kmチョイもある。足切り時刻は一応17時。つまりあと2時間ほどしかない。「間に合います?」とやや不安げなTちゃんに「イケル、イケル!」と返すも「出た!またテキトーや」と睨まれる。確かにこのペースじゃ無理やな。かなりキツそうな数人を残してリスタート。20km先の休憩ポイント「高江共同売店」を目指す。
ややペースを上げたので、後続がちぎれてしまうがこれ以上は落とせない。K本っちゃん、のんちゃん、うっちーらと共に4人パックで走ることになる。下りでは先行するも登りで吸収される。途中、やや先行していたTBさん、Y井さんを抜く。15時40分過ぎ「高江共同売店」に到着。FUNに連絡。阿波でY子ちゃん、F野さん、Eちゃんを回収したらしい。H元さんはなんとか到着したとのこと。Tちゃん、A衣ちゃんもまだ頑張って走っているとのことだった。
さぁ、足切りまで残り1時間で30km。トイレに行くか迷ったけど結局行かずに先程の4人パックでリスタート。とほぼ同時にY井さん、やや遅れてTBさん到着。
K本っちゃんが「ここから先は確か基本的に下りなハズ」。そうか!K本っちゃんが言うのだから間違いない。ボクはてんで覚えていない。しかし!そんなに甘くなかった。きっちりアップダウンは続く。だんだんと小便がしたくなった。しかしお陰でペースが上がり、K本っちゃんらよりやや先行する。途中、とうとうヨッシーを捕らえる。暫く真横に付いて併走するも全く気がつかない様子なので「エライ速いやん」と声を掛けるとかなりキツそうな顔で驚かれた。スマン、しょーもないことで心拍を上げさせてしまった。
160kmを過ぎて海岸線を走っていると綺麗な日の入り。あぁ、キレイなだなぁ~なんて言ってるヒマはない。もう足切り時刻の17時は過ぎている。結局17時20分頃に漸く「わんさか大浦パーク」に到着。ソッコーでトイレに駆け込む。フゥゥゥ~。さて、まだ足切りになって居なさそうだからこのまま走れば完走は出来るな、と一安心。トイレから戻るとK本っちゃんがのんちゃん、うっちーを連れて到着。急いでリスタートしたかったところだけど、皆のトイレ休憩を待って、チト補給もしてたら「タイムアウトで~す!回収車に乗って下さ~い!」と言われる。ヒョエェェェ~、ココまで来て回収かよ~。
ど~しても走りたいヤツはゼッケンを外して自己責任で、ってことで、なんとか4人でリスタート。ヨッシーはどうなるのだろうか?奥様のうっちーは「そう言えば居ましたねぇ~、ホホホ」。ウーム素晴らしい(?)。
ココからゴールの名護までにはもう一山越えなければならないのだけど、ボクはこの区間が結構気に入っている。モチロン最終区間だからと言うのも有るけど、山から山へ沢山の橋で繋がれていて、最後も大きな橋をダダーと下ると急に街中に出る。山の上からの名護の夜景(何故かいつも夜景)もかなりキレイ。
名護をスタートしてから11時間半後の18時半、漸く帰って来られた。足切り時刻には間に合わなかったけれど、一応完走。FUNからの連絡によると後続組は全て回収されたらしい。結局、先行の5人とボク達4人の計9名が完走、10名が回収されたことになる。完走率が半分とは・・・。残念だけど、午前中のあの強風では致し方なしかな。
さぁ、さっさとホテルに戻って風呂入って飯だ!まだホテルまで10km走らなきゃならないんだけどね。
先週のハナシ。
金剛山が今シーズンの初冠雪の日、ワザワザ金剛山に走りに行った。
OGKカブトさんの招待イベントで。
来てはるのはそうそうたるショップの皆さん。バイクは当然炭フレームばっかり。ウチはチィと場違いな感じだけど、イロイロと裏事情が有ってちゃんと行ったのだ、天気の悪そう中。すっかり二日酔いなんだけど。
しっかしサブかったわ。ほんでシンドかったわ。口の中が酸いかったわ。
最後に石川サイクリングロードをゆっくりと走る際には新城ユキヤ選手と喋りながら。
ボクのケルビム鉄フレームを見て「渋いッスねぇ~」と。まぁ、それくらいしか言えないよなぁ。
なかなか気さくなエエ奴やった。
一緒に走って下さった皆さんありがとう。
コメンサルの中核となるモデル、コメンサル。
その歴代のスーパーノーマルとその周辺を、年代を追って見てみました。
http://www.kaitenmokuba.none.or.jp/commencal/comme_supernormal/index.html
秋の夜長にゆっくり読んでみて下さいませ。
今、巷でウワサの27.5インチ。所謂650B。今更650Bって・・・、と思うのはきっとその昔ラ族だったヒト。
29インチじゃ大きすぎる(事実、多くの日本人にはホイールが大きすぎてまともなフレームデザインが出来ていない)、でも大径ホイールのメリットは確かに多きい。というワケで注目されたのが650B。大体26インチと29インチの中間なので、呼称は27.5インチで行こうか、ってことでその呼称が定着しそうな今日この頃。結構安直。
大事なんです、こういう呼称って。29erだって所謂700C規格。でも700Cだと何となくフレンチな感じだしオンロード系な感じだし、何より新鮮味が無いしってことで別の呼称が考案された。650Bは当初そのまま650Bと言ってたんだけど、最近になって普及を狙うならやはり新しい呼称を付けなければ・・・。で、27.5。今のところコレを「ニーナナゴ」と呼ぶのが標準のよう。
と言うワケで、実際に比べてみるとこんな感じ。
そもそも自転車のタイヤの規格って複雑すぎるんだよなぁ、ブツブツ・・・。